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2010年3月 9日 (火)

第3誘導路建設を絶対に阻止しよう!

Photo  空港会社NAAは、昨年7月末、新たな誘導路の供用を開始する直前に、「これでは使い物にならない」とさらに第3誘導路を建設することを公表し、今年2月、そのために成田市が「団結街道」(市道)を廃道にすると一方的に打ち出し、先月末から決まりもしないのに関連工事に着手しました(左図参照 「週刊三里塚」より引用)。

 これは3重、4重にも許し難い暴挙です。そもそも、東峰部落住民の生活にとってなくてはならない東峰の森を破壊して新誘導路を建設しておきながら、供用をする前から「使い物にならない」と言いなす無責任さです。この誘導路建設に巨額の税金が使われたことの責任を誰が取るというのでしょうか。

 しかも第3誘導路は、左写真でも明らかなように、市東さんの自宅と畑を空港の中に完全に閉じ込めるだけでなく、自宅から100メートルも離れていない場所を巨大なジェット機が轟音を響かせながら行き交うという生活破壊、人権侵害を前提とします。

 その誘導路建設のために市東さんの自宅の際から「団結街道」(市道)を廃道にするというのは、市東さんの生活を根底から破壊します。市東さんは「団結街道」を使って自宅の北にある南台の畑(写真一番上の白く囲まれた畑)や、さらにその北西にある堀之内の畑にトラクターなどで数分で行っておられます。それが車の通行量の多い付け替え道路へ行く道は、危険な上に30分、1時間近くもかかり、営農に重大な影響が生じます。第3誘導路建設と「団結街道」廃道化は、明確な、市東さんへの生活破壊、営農破壊の攻撃です。

 なぜこのような乱暴なことをNAAが考えたのでしょうか? それは、左上の写真でも明らかなように、誘導路が「へ」の字に曲がっているからです。その「原因」となっている市東さんの畑と天神峰現闘本部を力づくで撤去したい、奪いたいということなのです。(右写真は南台の畑で作業をする市東さん。中央部に見える建物が天神峰現闘本部。)F

 この「暫定滑走路」は、国による成田空港の事業認定が1993年に取り下げられ、土地の強制収用が出来なくなる中で建設が強行され、誘導路の「へ」の字の存在など問題ないとして2002年4月に開港が強行されたのです。

 それは、島村さんなどの家の上空40メートルの飛行を前提とし、東峰部落や市東さん(天神峰部落)の生活を破壊することを無視して強行されたのです。

 それを今になって、それも新たに作った誘導路が「使い物にならない」からと、市東さんの生活と営農を破壊することを目的に、第3誘導路建設と「団結街道」(市道)の廃道化が企まれるなど、どうして許されるでしょうか。

 しかも、「団結街道」については、まだ成田市議会の審議すら終わっていないのに工事が開始されたのです。

 成田空港は、1966年の閣議決定以来、つねに「結論先にありき」と金と機動隊の暴力によってこの44年間推し進められてきました。その「国策」を振りかざした問答無用のやり方に三里塚農民は怒り、44年間も闘い続けてきたのです。政府自身が「ボタンの掛け違い」と現地で大臣が謝罪せざるを得なかったのです。

 にもかかわらず、相も変らぬ「そこに住んでいるのが悪いのだ」と言わんばかりの第3誘導路建設と「団結街道」廃道化に、そこに住む市東さんをはじめ反対同盟の農民が怒るのは当然です。Photo_2

 市東さんは、親子3代、90年以上にわたって耕してきた畑、農地をわが命として無農薬・有機栽培の農業に努めておられます。その農地と農業は代替えできません。ですから市東さんは、「1億8千万円の補償金よりも、1本100円の大根を消費者に喜んでもらいたい」と言われるのです。

 農地死守にこめた市東さんをはじめ、三里塚反対同盟のみなさんの44年にわたるこの想いほど大切なものはありません。第3誘導路建設に反対し、市東さんの農地を守るために、みなさんの周りで声を上げてください。3・14関西集会から、3・28三里塚現地へ立ち上がりましょう。

    (新空港反対東灘区住民の会「おしらせ 第79号」より転載)

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