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2010年2月15日 (月)

2・14神戸空港の廃港を求める集い

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 昨日、2月14日、神戸空港の廃港を求める集い(神戸空港の中止を求める市民の会主催)が、99名の参加のもと開かれ、集会後、神戸の繁華街をデモしました。10214_2

 白石市民の会事務局長の司会で、まず恒例になったはるまきちまきのお二人による演奏で、集会が始まりました(右写真)。会場備え付けのピアノが使え、新たな感じの演奏でした。

 そのあと三里塚芝山連合空港反対同盟からのメッセージが紹介されました。

 続いて、粟原富夫新社会党神戸市議(左写真)から市議会報告です。日本航空の撤退などによる需要の現状、管理収支の赤字化の現状、そして建設のために起債された2千億円の借金の返済の問題をわかりやすく説明されました。ポーアイ2期の繰り延べられていた借金1400億円など、「資金ショート」という現実を、後世に送っていいのかと。10214_3 そして「関西空港との一体運用」という論議の破綻を明らかにしつつ、市長、神戸市当局は市民に謝罪し、全ての情報を開示して、どうしたらいいかを市民にゆだねるべきだと指摘され、そのために議会で頑張っていきたいと決意を語られました。

 「日米安保改定50年と非核神戸方式」と題して、NPO法人ピースデポ代表の湯浅一郎さん(右下写真)からの講演です。湯浅さんは、「2010年という年が、新たに発足した政権のもとで、韓国併合100年、朝鮮戦争60年、そして安保改定50年を迎えたという点でエポック・メイキングな年だ」とされた上で、戦後の日米安保の流れを説明されました。「1989年米ソ冷戦終結の事態の中で、本来は、自衛隊と日米安保が問われるべきだった」と、民衆の側の問題も含めて指摘された上で、「自民党政権はすりかえ、手をかえ、品をかえ、20年間、海外に自衛隊を出し続けてきた」現実を明らかにされました。10214_4 しかし、同時に戦後60年をテロ特措法を超えることのできない状況に「日本の民衆の側の運動が続けられてきたことをもっと自信を持って評価すべきだろうし、国際的にも意味を持っている」と指摘された上で、「核密約が続いていた時代に、1975年以来、非核神戸方式として実質的な非核三原則の厳守を、日米両政府に突きつけてきた」ことを「先駆的な取り組みだ」「世界的にも価値のあることだ」と指摘されました。

 湯浅さんは、さらに「米軍再編」の中身と日米両政府の政権交代の持つ意味を明らかにされました。「アメリカの国益優先から米軍再編の動きの連続性の歯車が動き続けることによって、2005年の『2+2合意』をそう簡単には代えられないだろう」とした上で、なおかつ「民衆の側からきちんと提案していけば、今の政権は無視できないという構造はある」とされる。そして普天間基地問題に触れて、「移設ではなく閉鎖だ」と述べられた上で、「そもそも冷戦終結で海兵隊の存在意義は薄れたはず」「軍事的には、ほとんど何もしていない。アメリカでは『いらない』という声すら出始めている」現状を明らかにされました。

 そして、「神戸のみなさんこそ、自治体の権限の大きさを感じているでしょう」として、「非核神戸方式を守り、基地のない町であり続けることを求めて行ってください」「私たちも共に闘います」と話しを終えられました。

 10214_5 基調報告に立った讃岐田市民の会代表(左写真)は、「10年前に、①神戸空港事業の財政破たん、②大阪湾の海洋環境破壊は目に見えている。そして③軍事利用への流れがあることを指摘して、我々は運動を開始した」と述べられました。そして10年を経て、今日、「財政的にボロボロで指摘してきたことが実質的に起こっている」「10年間海の調査をやってきたが、海の底を殺してしまっている。神戸空港の埋め立てによる弊害、自然破壊であることは明らか」と弾劾されました。そして「我々の生活、命を本当に奪われるような事態だ」「3つの問題点をこれから厳しく追及していかねばならない」「20年も借り換えるということは、20年先の市民にツケを回すことであり、実質的な『市税の投入』そのものであり、しかも、市長選直後に発表するということ自体が許されない」「3空港論議で、神戸空港とそれに関わる責任を投げ出そうとしている」「矢田市長に罪を認識させ、謝罪させ、責任を取らせて辞任に追い込もう」「空港を廃港にし、撤去させよう」と提起されました。10214_6

 続いて集会に参加した9つの団体、ミナト神戸を守る会、新しい神戸をつくる会、神戸再生フォーラム、神戸YWCA、淡路の空を守る会、大阪の海と空を戦争に使わせない会、止めよう戦争百万人署名運動兵庫県連絡会、被災地雇用と生活要求者組合、神戸空港の中止を求める市民の会によってリレートークによる決意が語られました。そして、関西合同労組が集会参加者を代表して「集会宣言」(「10.2.14集会宣言.pdf」をダウンロード )を読み、満場の拍手で採択され、この趣旨にのっとった神戸市への申し入れを2月16日に行うことが提起されました。10214_7

 最後に山本善偉さんからの気力あふれる閉会のあいさつで、集会を終え、会場の前の公園から、神戸最大の繁華街である三宮センター街を通り抜けて、元町の大丸前までのデモが、元気にうちぬかれました。

 デモ解散後も、遠路参加いただいた播磨灘を守る会の青木敬介さんも交え約20人で交流会が、遅くまで続けられました。

 ご参加いただいた皆さん。ご苦労様でした。

 

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