市東さんの耕作権裁判 第14回口頭弁論
昨日、2月1日、千葉地裁で市東さんの農地に関わる耕作権裁判の第14回口頭弁論が開かれました。この裁判は、空港会社(NAA)が市東さんの耕作地の一部を「不法耕作」といいなして強奪しようとしているまったく不当、デタラメな言いがかりでしかない裁判で、裁判が開かれ維持されていること事態が怒りに堪えません。
しかも、その主張の不当さ、デタラメさが暴露され、追い詰められた原告NAA側代理人は、この日も被告側(市東さん)代理人からの求釈明にまともに答えないという(答えられないというべきでしょうか)態度に終始し、それを裁判長が「求釈明を文章で提出して」と援護射撃し、何も進まないままで閉廷と言う状況でした(詳しい論争点については、葉山弁護士の説明(後掲)をご覧ください)。
法廷後、記者会見が行われ、先ず市東孝雄さんから「今年も、来年にまして傍聴へのご協力お願いします」と挨拶があり、その後、葉山弁護士(後掲)、一瀬弁護士から今日の法廷についての説明が行われました。
続いて、報告会が行われ、先ず、 萩原進事務局次長が反対同盟を代表して「市東さんの裁判が、今年、来年の中で大きな局面を迎えていく」「農業への輸入の自由化と農地の転換が進む中で市東さんの裁判が日本の農業の問題性の最先端を担っている」「動労千葉が今日ストに突入し、この同じ会場で今集会をやっている」「動労千葉の闘いと裁判闘争、現地闘争を一体のものとして闘っていく」と挨拶され、最後に2月25日の天神峰現闘本部裁判をめぐって全国的な決起を訴えられました。報告会のあと、この2・25裁判闘争を巡る会議を行うために、動労千葉、関西実行委員会、市東さんの農地取り上げに反対する会の3者から挨拶と決意表明を行って、報告会を終えました。
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