第105回 関実代表者会開かれる
写真は、この秋、210人が結集して盛り上がった「9・27三里塚関西集会」
昨日、関西実行委員会の来年前半の基本的な取り組みを相談する第105回関実代表者会が、20人余の参加で開かれました。
冒頭、永井満関実代表世話人から、この1年、3・15、9・27の2つの取り組みを軸にいろいろな困難を乗り越え、三里塚反対同盟とともに闘いが前進してきたことが総括されました。そして、市東さんの農地を巡る闘いを始め、決戦に突入した三里塚現地の闘い、そして軍事空港論議が進む関空軍事使用反対の取り組みなどを、来年前半の闘いの柱として進めていくことが提起されました。
この提起を受けて全体の討論が、安藤事務局次長からの事務局提案を軸に進められ、以下の確認が行われました。
(1)年末三里塚団結野菜市を、12月28日(月)に例年通り明石教会で行います。昨年並みを目標に。
(2)2010年関実団結旗開きを、1月17日(日)午後6時より、神戸学生センター・ホールにて開催します。なお、1月10日に開かれる反対同盟団結旗開きには永井代表を先頭に参加予定。
(3)来春3・28三里塚全国闘争に向け、北原鉱治反対同盟事務局長を講師に招き、講演とフリートークを軸にした大阪市内での集会とデモを、3月14日に行います(詳細未定)。また、それに合わせて「三里塚写真展&野菜市」を各地で取り組むことが提起されました(淡路、神戸の2、3月での取り組みがすでに開始されています)。
(4)羽田ハブ空港化、日航危機、米軍再編・普天間基地問題などが絡んで関空問題、関西3空港問題が激しい流動局面に入っていることを確認し、新たに「大阪の海と空を戦争に使わせない会(略称・「海と空」)」が結成され活動を開始したことが報告されました。そして大阪市内での関空軍事使用反対の集会とデモを、来年、湾岸住民団体と「海と空」の呼びかけで行うことが提案されました。
(5)経営危機に陥っている神戸空港に対し廃港を求め、来年もくろまれている海上自衛隊による大阪湾での一大軍事演習、展示訓練に反対する声を上げるために、2月14日(日)、NPO法人「ピースデポ」代表の湯浅一郎さんを講師に招いて、「神戸空港の中止を求める市民の会」主催の集会とデモが行われます。
(6)参加した各団体から、1月17日(日)の「生きる権利・働く権利を求めつづけて」被災地反失業総行動集会、2月11日(木)の改憲阻止集会(詳細未定)、3月7日(日)の「女たち行動」(大阪北区民センター・詳細未定)などの取り組みの準備が進められていることが報告されました。
最後に、「90歳になる年として、がんばります」という山本世話人のまとめのあいさつで散会しました。
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コメント
盛りだくさんだね。頑張って。
投稿: 会員 | 2009年12月10日 (木) 09時46分
久しぶりに団結野菜に取り組んでいる。注文取りはなかなかだが。
投稿: 京都から | 2009年12月11日 (金) 00時06分