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2009年12月20日 (日)

今年も残りわずか

091011  写真は、10月11日、三里塚全国集会で基調を提起する萩原進反対同盟事務局次長です。

 今年も残すところ11日になりました。この1年も激動の1年でした。なによりも、民衆の怒りの声で、自公政権を倒すことができました。戦後60年余を支配し続けて自民党支配を、選挙で倒すことができたということは大きなことだと思います。その事実を、生まれた鳩山民主党政権が、「日米軍事同盟強化」を政策の柱に据えて踏みにじっているという許し難い状況があるとしても。

 そして、三里塚闘争が重大な決戦過程に入ったこの1年の中で、3月全国集会に1580人、そして10月11日全国集会には1780人を結集したことが何よりも示しているように、大きく前進した1年でした。0975 7月5日には、新(第2)誘導路の供用開始(7月30日)に抗議して、350名の現地闘争(右写真)が闘われたことも、そうした現われでした。

 「三里塚現地の闘いは、一つは裁判闘争。三里塚の裁判というのは、裁判で判決が下されたらそれで終わりてのじゃないんですよ。これが現地に帰ってきて、ここで肉弾戦になり、血を流し、みんなが武装して闘い抜く、その戦場を作るんですね。これが先ほどから言われている本部裁判であり、市東さんの裁判なんですよ。形を変えた代執行なわけですよ。このことを肝に銘じて、今日、この場でほんとに決意を固めていただきたい。これができないんだったら、今すぐこの畑から出て行っていただきたい。反対同盟は決意を固めました。やります。この闘いを、裁判闘争を、その先頭に立っている奴どもを徹底的に追い詰め、裁判闘争の中で人民の渦をつくり、それを現地にひきついで、現地における武装闘争、実力闘争の爆発を図っていく。この構図を短期間であるんだけれども、もう一度作っていく」(10・11全国集会、基調報告で)。この萩原進さんの言葉が、この一年の反対同盟の闘いの想いを何よりも物語っています。

 裁判闘争も、市東さんの農地を巡る「行政訴訟」「農地法裁判」「耕作権裁判」、そして「天神峰現闘本部裁判」、鈴木幸司さん、いとさんの「一坪裁判」、そして「暫定滑走路変更認可取消控訴審」、全体で20回を超える口頭弁論が開かれ、闘い抜かれました。追い詰められた裁判所は、反対同盟が求める現場検証や証人尋問を拒否して11月12日、天神峰現闘本部裁判の結審を強行するという暴挙を行いました。追い詰められているのは、裁判所、空港会社、国であることを、裁判の場が何よりも如実に明らかにしています。09522

 また、萩原進さんと市東孝雄さんが5月22日から24日、沖縄を訪れ、三里塚に想いを寄せる多くの皆さんとの交流、そして辺野古、高江の闘う現場を訪れての交流を実現されました。左写真は、岩山大鉄塔の「闘う農民像」の作者でもある金城実さん(写真右端)のアトリエを訪ねて交流しておられるところで、右から2人目は知花昌一さん。

 ここで明らかにされたように、43年を超える三里塚闘争の歴史は、多くの闘う人々の心をつかんでおり、萩原さんが提起されている「闘う人民、市民、労働者、差別と闘う人びとの広範な統一戦線」の現実的な根拠があるのです。

 この1年の大きな成果を根拠に、いよいよ決戦に入る来年、2月25日の天神峰現闘本部裁判の仲戸川裁判長による判決攻撃との闘いを突破口に、市東さんの農地を守り、暫定滑走路閉鎖、成田空港廃港にむけ、2010年を闘い抜きましょう。

 沖縄からメール

 沖縄からの緊急の訴えのメールが転送されてきましたので、このブログでも掲載させていただきます(無断転載ですが・・・)。

 沖縄県読谷村で轢き逃げ死亡事故がありました。早朝ウォーキング中の男性が轢かれて、長時間放置された後、畑の中で見つかったが死に至ったもの。

 修理工場に出されていた車両には衝突の痕と血痕などがあり、不審とのことで事件との関連が捜査されました。車の所有者は米軍所属の衛生兵です。米兵の車の血痕が被害者のものと同定されていますが、日米地位協定が障害になって、取り調べも進んでいません。当該米兵は一度だけ聴取に応じたそうですが、衛生兵として、ひき逃げなどしない、と言うような証言があったようです。ただ逆に、状況証拠から飲酒運転であった疑いも持たれています。

 このような事態が続き、解決の見込みが立たない中で、村民大会も行われました。

 米兵は「人権問題」を理由に以降任意の事情聴取に応じていません。日本の捜査の被疑者に対する人権配慮に問題がある、との立場を主張していて、これは一定の合理性は認めねばならないものではあります。一方で、この事を「方便」として、過去に犯人と後に分かった米兵などが米国に出国していて捜査ができなかった例は多くあり、またその事の繰り返しか、との懸念が広がっています。

 この様な事態を受け、知花昌一さんたちがこの米兵が所属する読谷村のトリイ基地のトリイ・ゲート前の芝生でハンスト決行するそうです。12月21日(月)朝10時からテントを張って座り込むとのこと。

 1、21日午前10時からテントを張るときに、もめるかもしれないので、都合のつく人は応援に来てほしい。 2、ゲート前で泊りこみをするので、夜中に妨害されないよう、交替で支援体制を組みたい。 3、当面、25日(金)までは継続する予定。

 以上の内容でした。多くの人に伝えてほしいとのことでした。

 

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