11・12天神峰現闘本部裁判闘争 萩原進さんのまとめ
口頭弁論の後、ひらかれた報告会での萩原進反対同盟事務局次長のまとめ。
萩原進 三里塚反対同盟事務局次長
いつもより多い結集で、140、50という人数。そういう意味で、天皇、オバマとの闘いの最中にやれたということで、ありがとうございます。そういう闘いの中で、裁判が、やはり階級裁判だという形で、いわゆる部分的勝利とかね、そういう形のやり方、あるいは判決というのはあり得ないわけで、敵さんもそういう意味なんだということを認めた上で攻撃をしかけてきている裁判ですから、そういう形で自分たちも構えて行っているわけですね。
そういう意味で、判決云々ということでいろいろあるとは思いますけれども、今日を迎えるにあたって最終弁論の闘いをどうするんだという形で弁護団と同盟との話し合いの中でもいろいろあったんですよ。最終弁論をやったって同じ判決文になるだろうと、判決そのものは変わるわけじゃないだろうと。公判廷そのものをぶちこわせばいいんだという意見もありますよね。今日見ていて、みんな立ちあがってやろうという気持ちになったと思います。
しかし、それもあるけれど、我々の正義の主張そのものをその中で展開しながら、今までの仲戸川の悪行をもっと罰しようというかたちで、我々の主張をば~んと全部やりきる中で、大きく闘いを展開しようという形でまとまったのが今日の闘いなんですよ。
そういう中で、弁護団の闘い、傍聴団の闘いが一体となって闘い抜かれた。我々の主張、弁護団の主張は、ほんとうに理にかなったものとして通ったわけですね。彼らの書く判決文ていうのは、曲がった、あるいは間違った判決を書かざるを得ないところに追い込んだという風に思います。ですから、どのような判決がでようと我々は驚かない。(左写真は、10・11全国集会の折の天神峰現闘本部)
もう一つは、我々は、そういう部分的勝利とか、何かを獲得しようという裁判じゃあありませんので、全面的に我々の主張を勝ち取るという裁判ですから、非常に難しい裁判ですけれども、ここでどういう判決が出されようと、もう一度闘いの場が現地にもあるし、そしてそういう形で全国の人々に呼びかけて、全国のあらゆる地域でそういう闘いもできるんだということを確信した上で、第1弾の現闘本部裁判を勝利的に闘い抜いて、市東さんの裁判に引き継いで行く、そういう闘いにしたいと思います。
2月という形を具体的に言いましたけれど、それはすぐですからね。2月に向けて、我々が勝利するには、現地における構え方、そして裁判に対する構え方、あるいは全国の人民に訴える構え方、そういう形をいろいろとりながら闘い抜いていきたいと思います。
ほんとに遠い所から来ていただいてありがとうございます。御苦労さまでした。
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