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2009年11月 4日 (水)

11・12千葉地裁デモ・天神峰現闘本部裁判闘争へ(その2)

Photo  天神峰現闘本部をめぐるこの裁判の最大の争点は、反対同盟の地上権があるかないかをめぐる問題です。現在鉄板で囲われ閉鎖されている現闘本部は、左写真に見られるように、成田治安法による破壊攻撃に抗するために、1988年12月に木造建築の旧本部を残したまま、増築して鉄骨3階建てに建てられました。

 1966年12月に石橋政次(元反対同盟副委員長)との間に地上権設定契約が締結されて旧本部は建設され、67年9月に所有権保存登記が、小川三男(当時衆議院議員)名義で行われ、04年6月に反対同盟代表・北原鉱治名義に所有権移転登記がなされました。

 これを空港会社代理人は、旧本部木造建築は解体され、鉄骨3階建てが建てられたから地上権は失っていると主張してきたのです。それゆえ、反対同盟と弁護団は、2004年6月に開始されたこの裁判の当初から、現場検証を強く求めてきました。ところが、06年4月に異動で裁判長に着任した仲戸川隆人裁判官は、早期結審策動を隠そうともせず、現場検証をしないまま証人尋問に入ろうと策動を強めました。

 07年7月19日、反対同盟弁護団は、露骨にNAA寄りの訴訟指揮を繰り返すばかりか、現場検証をやろうとしない仲戸川裁判長に対し、やむなく裁判官忌避の非常手段に訴えました。そのため裁判は、08年6月まで空転。しかし、仲戸川裁判長は、反省するどころか、再開された6月12日の口頭弁論で、NAA側代理人がそれまでの「検証不要」の態度を変えて、「登記建物が滅失したことを証明するため」として現場検証を求めたにもかかわらず、08年9月25日の口頭弁論において、法廷から逃亡しながら、検証を行わないことを決定しました。この日、法廷周辺に機動隊を配置し、反対同盟員を一人不当に逮捕するという弾圧体制の下に、その暴挙が行なわれたのです。

 反対同盟弁護団は、直ちに二度目の裁判官忌避を行って対抗しました。しかし、仲戸川裁判長は、最高裁の忌避についての決定が出ていないにもかかわらず、09年3月12日、開廷を強行し、最重要証人の石橋恵美子(石橋政次の息子の嫁)の証言をビデオリンクで行うという偽証を前提とした訴訟指揮を強行しようとしました。やむなく反対同盟弁護団は、3度目の裁判官忌避を行いましたが、忌避されている仲戸川自身が簡易却下を行い、特別抗告が受理されているにも関わらずそれを無視して、裁判を強行したのです。そして、抗議する反対同盟に対して弁護権を放棄したとして反対尋問を認めなかったのです。

 11月12日の結審攻撃は、こうした現場検証の要求と、証人への反対尋問(再喚問)の要求を一切無視し、拒否したまま行われようとしているのです。それは、仮失効宣言を付して判決を強行し、高裁への抗告を行おうと、現に存在する物的証拠もろとも破壊、隠滅しようという許し難い強権発動を目論んだものであることは明らかです。まさに国策裁判の手先と化した仲戸川裁判長を断じて許してはなりません。

 これは、土地収用法をもぎ取られ、正当な法的手段では市東さんの農地を奪えなくなった国家権力による市東さんへの農地法による農地強奪とともに行われようとする違法、不当な権力犯罪以外の何物でもありません。こんなことをどうして許せるでしょうか。11月12日の千葉地裁に向けたデモに始まるこの日の闘いは、そうした意味でまさに「代執行攻撃」を跳ね返す決戦として闘われるのです。

 11月12日午前9時、千葉市中央公園に、そして10時半、千葉地裁に総決起しよう!

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