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2009年10月 7日 (水)

9・27三里塚関西集会 まとめの挨拶

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関西実行委員会事務局次長 安藤さん

みなさん。ご苦労様です。

 このサインはご存じでしょうか(右写真)。これはピースですね。こんどは、フィリピンのベニグノ・アキノさんが選挙に出るその最初に「闘い!」というサインで、彼は登場しましたね。今日のまとめを一言で言うと、「僕らは闘う!」ということだろうとそう思っております。時々、このポーズ、とるかもしれません。なんかへんなことやっとんなと思われる?09927_3

 今日は、参加人数の発表がありましたが、3月をはるかに超えました。40名を超えました、210名ですね。これは素晴らしいですね。素晴らしい私たちの勝利ですね。やっぱり気合いを入れて一人ひとりが決意してやったら、凄いなと、改めてそういう風に思っております。もちろん、今回の賛同者の方々の数も増えておりますし、わたしたちはやっぱり新たな闘い、三里塚のこの闘いも新たな闘いとして勝利させなければいけないし、また関空闘争も新たな歴史を作り上げる集会となるだろうと思っております。

 歴史というのはね、今はわからへんねんね。20年ぐらいたって、30年くらい経って、ああ、あの時、頑張ってああやったんやなとわかる。さっきもどなたかおっしゃってましたが、どっかのブログにのってますけがね、関空闘争を否定するような動きがあるんです。私たちの闘いというのは、まさに42年前に淡路で起こって、三里塚のように闘おう、第2の三里塚になろうと、そういう決意で淡路島から追い出した。その陣形で、42年間闘ってきたわけでしょう。その歴史を否定してはいけない。その歴史にたって、最終的に関空を、文字通り地盤沈下というか、ほっとっても30年したら沈下するんですよ、ほっとってもするんですけれど、唯一の4000メートル滑走路にC5ギャラクシー(左写真)が降り立つようなそんな軍事空港なんかいらん! あんなもんはすぐに廃港にする、ういう決意を打ち固めて、今日、もう一回新たな闘いに突き進んでいきましょう。Photo

 今日、吉沢先生から、責任ということば、英語ではResponsibirityといいますよね。それがまさに言われるんですが、私たち一人ひとりの責任も実は問われていると思います。そう思いながら吉沢先生のお話しを聞いておりました。責任Responsibirityの前にIrをつけたら、Irresponsibirityつまり無責任になるわけですが、くれぐれもそうならんように、そういう連中沢山おるでしょう、関西にもおるし、東京にもおるし、今までの闘いの歴史を否定するような Irresponshibirity のようなことにならんようにする。そうするためには、三里塚が僕らに教えてくれたように、原則を守ろう、そして徹底非妥協で闘おう。ちょっと意訳やけれど 英語でPunctuality、几帳面に、ほんまに正直にたたかい抜こうということが今問われていると私は思います。

 今日、ある教会で説教してましてね、また松原さんが「長なるで」という顔をこっちに向けてますが、今日は、モーゼの十戒という4千年前の話しをしたんです。さっき2千年前の島があるという話しを松野尾さんがしてましたが、4千年前の話し、「汝、殺すなかれ」とかのそういう話しですよ。第10戒に、「隣の家をむさぼるな」というのがあってね、つまり、4千年も昔から権力者は、すぐ隣の、周辺の土地を、家をどんどんとってね、自分の陣地を広げたいというそういうとんでもない、そういう不正義をやらかす存在なんですよね。だから私は、「今日、僕は今から市東さんの農地を守る三里塚の農民と共に闘うんや」ということを言うためにモーゼの十戒の最後の10番目を説教してきました。「あやしい牧師やな」と思われとるかもわからんですが。

 でも、やっぱりそうなんですよね。4千年変わらへん。権力者の正体いうのは変わらへん。みなさん。民主党に代わったからいうて、変わるかいうたら、やばいですよ。特に、軍事同盟という、戦争と平和という問題はやばいですよ。僕はこの間からうちの会議で言ってるんですけどね、国土交通副大臣ですかね、辻元清美、彼女にガンガン言うて、「関空を廃港にせえ」とこういう動きをせなあかんなと、そんなことを言うてるんですが、さあ、彼女はどのように動くんでしょうか。まあ、そのことも含めて、政権交代したのは怒りの決起ですから、この怒りをバネに、まさに私たちは闘う。この闘いをやっていく。まだまだ、僕は、ちょっと若手? ひょっとしたら中年? まだまだ20年くらいいけるでと勝手に思ってますが、そんな風に最後の勝利まで、まず三里塚軍事空港を廃港にさせる。関空をほんまに、海の下に沈まんうちに廃港にさせる。そして、全国の、世界の反戦平和の闘いと切り結んで、勝利に向かってすすみましょう。ということを、まとめの挨拶にさせていただきます。 

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