« 9・27 三里塚関西集会 開会あいさつ | トップページ | 岩国爆音訴訟第2回口頭弁論(10月1日) »

2009年10月 2日 (金)

9・27 三里塚関西集会 連帯挨拶

09927

部落解放同盟全国連合会 中田潔書記長

 闘う仲間のみなさん。こんにちは。全国連を代表して共に闘う決意を申し上げたいと思います。

 今日の関西での三里塚集会は久しぶりに、集会後、デモをやると取り組みを聞いております。ほんとに久しぶりなデモではないかなと思います。そこにこの10月の三里塚現地闘争にかける関西の闘う仲間の想い、心意気というような決意がみなぎった集会ではないかなと思っております。私たち全国連も、三里塚闘争をこれまで闘ってきましたし、そしてこれからも三里塚闘争の重要な一翼をしっかりと担っていくというこういう想いで、10月11日の現地集会にも大いに、しっかりと参加して、共に闘ってまいりたいという風に思います。

 09927_2 そこであらためて全国連の方からみなさん方に訴えを申し上げたいと思っております。全国連は、大変なのですが、この10月11日の三里塚現地での大集会と、それから、10月25日には、狭山闘争の第3次再審を求めた中央闘争を決定しています。そういう意味では10月は、2つの大きな闘いが、全国連にとっては全力を挙げた取り組みとして闘わなければならないということであります。特に、10月25日の狭山中央闘争は、これまでの狭山闘争の歴史の中でも、かってないほどきわめて重大な情勢の中で闘われるということをしっかりと押さえていただきたいと思います。

 第3次再審を求める狭山の弁護団は、9月10日、裁判所の方で設定されましたいわゆる「3者協議」というものが行われました。これは再審裁判をめぐってどのように進めていくかということを弁護団、裁判所、検察側がはいって3者で今後の裁判の方向を検討しようではないかということで呼びかけられて、9月10日に行われました。狭山弁護団はこれまで石川一雄さんの無実を証明する多くの証拠、あるいは鑑定書の事実調べを裁判所に対して強く要求するとともに、特に検察側が隠し持っているといわれている殺害現場でのいわゆる血液反応、ルミノール反応の検査報告があるはずだ、この証拠を開示しろ、それからすべての狭山事件に関わる証拠リストを開示しろ、こういう強い要望を行いました。これを受けて裁判所の方は、10月の末までに検察側の考え方を示しなさい、そしてその検察側の結論を、考え方に基づいてもう一度「3者協議」を行うというようなことが裁判所の方から提案されています。

 ご存じのように来年の2月をもって門野裁判長は定年の退官を迎えるということであります。従いましてこの動きというのは、私たちは、決して狭山闘争が大きく前進をしている、これで再審間違いなしというような楽観的な立場をとりません。むしろ、2月退官にあわせて、裁判所はこれだけやったという風なポーズをもって第3次再審の請求を三度も棄却をするということを狙ってるんではないかなと言う警戒心を私たちは強めています。09927_4

 しかし同時に、こうした東京高裁をして「3者協議」を開催せざるを得ないというところにまで、石川一雄さんと私たち狭山の再審を求めるそういう人々の闘いが、今裁判所を追い詰めているということもまたはっきりした事実でありますし、まさに私たちはこれまでの40数年の狭山闘争の最大の正念場、最大のチャンスいう風にこの10月の過程をしっかりと位置付けて闘わなければならないと思っております。

 全国連はすでに、東京高裁に対して、「すべての証拠を開示せよ」とこういう抗議のはがきを9月、10月一斉に集中するような闘いを今提起をしています。今日この集会に参加された多くの闘う仲間の皆さんも、東京高裁に「証拠を開示せよ」「再審を開始せよ」、この抗議の声を是非とも集中していただきたいという風に考えています。

 10月25日の狭山中央闘争の闘いは、これまでの10・31の闘いと比べても、極めて重要な情勢の中で開かれる大会であります。私たち全国連は、この石川一雄さんの再審を勝ち取る絶好のチャンスと、こういうとらえ方をしながら、10・25全力で決起をする決意であります。三里塚をともに闘う多くの仲間の皆さんにも、10・25狭山中央闘争に是非とも参集されることを心よりお願いを申し上げたいと思います。

 狭山闘争をめぐってもこうした重要な状況、あるいは三里塚でも厳しい闘いが連日闘われております。こういう多くの私たちの様々な戦線の違い、闘う場所がいろいろ違うわけでありますけれども、こうした権力や差別を許さない、そういう支配を許さない、様々な人々の闘いが大きな力となって合流していくことが今、僕は求められているんではないかと思っています。全国連はそうした多くの民衆の闘いの大きなうねりの中で、しっかりと世の中を変えていくそういう役割を果たしていきたいという決意を申しあげまして、共に闘う連帯の挨拶としたいと思います。頑張りましょう。

|

« 9・27 三里塚関西集会 開会あいさつ | トップページ | 岩国爆音訴訟第2回口頭弁論(10月1日) »

「たたかいの報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 9・27 三里塚関西集会 開会あいさつ | トップページ | 岩国爆音訴訟第2回口頭弁論(10月1日) »