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2009年9月24日 (木)

9・27三里塚関西集会に集まろう!

09315  写真は、春の「米軍再編と闘う」集い(大阪市立中央会館ホール 09年3月15日)

 マスコミは一斉に、昨日アメリカでの鳩山・オバマ会談を伝え「日米同盟強化で一致」(朝日新聞)と報じている。断じて許されない! 労働者、農民、市民が立ち上がって50年にわたる自民党支配を打倒したのは、こんなためでは断じてない! オバマは、様々な装いを凝らしながらブッシュの世界戦略を受け継ぎ、アメリカの世界支配を「米軍の変革と再編」を基軸に進めようとしている。鳩山は、このオバマと「日米同盟強化」で一体化して進むというのだ。「アフガニスタンへの復興支援」などと言葉を並べたてようが、その本質は「米軍の変革と再編」の下に進むという路線選択をしたということだ。沖縄の闘いが象徴するように、先般の自民党政権を打倒した選挙による我々の選択は、この「米軍の変革と再編」一体化の道への拒否、改憲阻止でなくてなんであろう。

 私たちは、自民党政権の政策を引き継ぐものでしかない鳩山の「日米同盟強化」を絶対に許してはならない。「民主党に任せたのだから仕方がない」と言うような問題では断じてない! 「9・27三里塚関西集会」そして「10・11三里塚全国集会」への流れこそは、こうした反動的流れに抗して、反撃ののろしをあげる道筋と言って過言ではない。

 自民党政権は、政権交代を直前にしたこの夏、第3誘導路計画を暫定滑走路北延伸部分供用開始の前倒し攻撃と一体のものとしてかけてきた。これは、市東孝雄さんを叩き出し、農地を強奪しようとする露骨な三里塚闘争解体を狙った攻撃であることは言うまでもない。しかも、併せて、木の根や横堀の一坪共有地への仮処分決定を行ってきた。直接には何の影響もないように見えるこの攻撃は、実は成田空港周辺にはいかなる意味でも「反対運動」「軍事空港反対運動」の存在を認めないという宣言だ。

 なぜそのような攻撃が、政権交代を前にしたこの夏だったのか。羽田空港の拡張による国際空港化、そして韓国・インチョン(仁川)空港の極東アジアでのハブ空港としての躍進、これらによって成田空港の地盤は極端に低下していることは内外に明らかになっていた。にもかかわらず、羽田空港を拡張している自民党政権自身によって、なぜ、この成田空港完成に向けた、反対運動への全面攻撃ともいえる市東さんなどへの攻撃が、今始まったのか。2014年完成と言われる「米軍の変革と再編」一体化にこそ、自民党政権、日本帝国主義の生き残る道だという強烈な路線選択の意志以外に、このことへの説明ができるものはない。鳩山は、その選択を引き継ぐことを世界に宣言したのだ。こんなことがどうして許せようか。

 「米軍の変革と再編」は、世界のいかなる所であれ瞬時(9日間以内)に数十万の有効な米軍部隊を派遣して制圧するという正にアメリカが世界を軍事的に制圧し、支配する「対テロ戦争」に名を借りた戦略だ。それは、以前の巨大な、しかもばらばらの部隊の展開、巨大な軍事基地の世界展開を止めて、陸海空・海兵隊の4軍を統合し、機能的に瞬時に展開することを目的に「変革と再編」を行おうとするもので、そのために日本とイギリスを軸として世界への前線拠点の強化と整備、そしてその国の軍隊(つまり日本では自衛隊)との軍事的一体化とそのための法整備まで歌ったもので、具体的運用のためには、その国(日本やイギリス)の軍隊との共同作戦(共同軍事訓練)が非常に重要となってくる。Photo

 まさにそうしたものとして、朝鮮半島有事を想定した「日米共同作戦計画5055」が昨年策定を終了したと言われる。2006年1月に、このことが一度新聞各紙に報じられ(右写真)、さらに大幅に変更されたと報じられた以外は、私たちには全くわからない。ただ、06年報じられた内容によれば、50万から70万と言われる米軍とその関連物資が一気にアメリカ本土から成田空港に降り立ち、部隊を編成されて日本全国の関西空港や神戸港など民間の空港と港湾に配備されるとされている。成田空港は、その場合米軍専用とされ、この計画の帰趨を決する空港なのだ。その点では、辺野古や岩国、三沢と言った米軍再編で主要な基地とされる各地と変わらない重要性を持っている。その空港が、反対運動によって完成していないばかりか、43年経っても続く「軍事空港反対」の地元農民の闘いがあることなど、許容される筈もない。これが、現下の攻撃の本質でなくてなんであろう。鳩山の「日米同盟強化」の宣言は、こうした意味で、三里塚闘争破壊の攻撃を自民党から引き継ぐことを宣言したに等しい。

 この3月の「米軍再編と闘う」集いを引き継ぎ、「米軍再編と日米安保体制50年を問う」とする吉沢弘志さん(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会)の講演と、正に米軍再編の焦点ともいうべき「三里塚現地からの報告と訴え」と「新たな関西新空港反対・東西両軍事空港反対闘争に向けて」と題する2本の特別報告を柱とする「9・27三里塚関西集会」は、正にこの情勢にフィットし、正しく立ち向かおうとする決定的に重要な取り組みであることは明らかです。集会賛同も、すでに「3・15」集会を3割以上も増えて集まっています。みなさん。9・27大阪市立中央会館に集まろう!そして、御堂筋デモをやろうではありませんか。三里塚反対同盟の萩原進さん、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さんの生の訴えを聞こう!

 

 夏バテもありましたが、この9・27三里塚関西集会への妨害、あわよくば関実を破壊しようとする姑息な動きの強まりもあり、この半月、関実ブログに手をかけることができませんでした。しかし、どうやらとりあえず決着したようです。9・27から10・11へ、市東さんの農地を守りぬき三里塚闘争の勝利、暫定滑走路の閉鎖と成田空港廃港に向け、そして関空闘争の新たな前進に向け、関実の闘いを前進させていきます。共に頑張りましょう!

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