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2009年8月 3日 (月)

新誘導路供用開始に抗議する!

09730  7月30日、空港会社NAAは、新誘導路(左写真の右手で大きく湾曲している誘導路、共同通信WEBより転載)の供用を、当初予定より10か月も前倒しして開始した。この前倒しは何の意味もなく、ただただ三里塚反対同盟農民への恫喝でしかない。三里塚闘争の解体を狙った10月22日、暫定滑走路北延伸部分の供用開始前倒しと一体の、きわめて悪質なものである。

 この写真右端の誘導路が大きく湾曲している部分は、その上側の森と繋がった「東峰の森」の3分の1ほどを切り開いて建設が強行された。その部分は空港敷地からはずれた部分だったのだ。何の計画変更も行うことなく、敷地外に空港関連施設をつくることが認められる筈もないではないか。しかし、それが強行された。成田空港なら許されるとでも言うのか。

 そもそも、東峰の森は、東峰地区の住民が戦後の開拓の苦難の中で50年にわたって守り育ててきた入会林です。農業用水のための水源や、保水、堆肥や床土といった生産基盤、あるいはたきぎといった生活基盤、また防音、防風など環境保全の役割を果たしている、地区の住民にとっては、なくてはならない、命のような森なのです。Ky2

 この入会林が東峰地区にとってもつ意味を知ればこそ、空港会社NAAは、これまで、東峰地区の住民を話し合いの席につかせたいという思いからであれ、三度にわたって東峰地区住民に「区民の同意なくして、一方的に現状変更を伴う計画は策定しない」と約束して来たのだ。それを反古にし、新誘導路建設のために森を3分の1も伐採し、ついに供用を開始したのだ。こんな権力犯罪をどうしてゆるせようか。右写真は、右側が残された森で、残りは伐採された後の更地です。

 最初の写真の湾曲部に接するようにある緑の所が、よく全国集会に使われる萩原さんの「清水の畑」です。(その左手にあるのが島村さん宅を含む東峰部落の一部です)。「農家便り」で最近書かれていますが、空港周辺の畑は、コンクリートによる熱風による被害が出ている。この「清水の畑」は、完全に空港に囲まれ、その熱や風による被害は計り知れない(「農地収奪を阻む」の表紙にもなった左写真はこの畑でトラクターを運転する萩原進さんです)。そもそも、この東方の森を通って、萩原さんは自宅からこの清水の畑まで10分くらいで行けたのだ。それが、トラクター専用の道路もない、車が頻繁に通る県道を通って30分もかかっていかなければならなくなっているのだ。これも許せない!08830

 しかもこの新誘導路は、最初の写真の右上隅にある暫定滑走路の南側を横切るため2か所の信号が付けられ、滑走路を離着陸する航空機があればその信号で停止しなければならないという安全性を無視したものなのだ。大回りして、しかも信号で止められ、時間がかかることは目に見えている。こんなでたらめをしてでも、萩原さん、市東さんに圧力をかけ、三里塚闘争を解体しようというのだ。しかも、こうした計画の中では全くなかった第3誘導路計画を、この新誘導路の攻撃では結局何にもならなかったと、この7月4日に発表するというでたらめさを、どうして許せるか!09610

 しかし、みなさん。最初の写真の左下に、緑色が違うところ(白い横線のようなものがある)がありますが、これがたびたびこのブログでも成田空港最高の名所として紹介させていただいている横堀の小屋のあるところです。地理さえわかれば、誰でも入れ、右写真の小屋と鉄塔があり、その鉄塔に登れば、この空港の破綻した、完成していないことが手に取るようにわかる場所です。ここは横風用滑走路予定地のまん中です。こんな場所にあるのです。反対同盟の皆さんが踏ん張り続け、「不撓不屈、非妥協、話し合い拒否、実力闘争、農地死守」の原則が守られる限り、こんなつぎはぎだらけの空港など必ず廃港にできます。

 先日も裁判で、東峰神社の違法に伐採された立木に代わって植えられた立木6本が、航空法による制限高を超えて、「切ってくれませんか」と空港会社NAAが言ってきたと萩原さんが報告された(下写真は、この4月22日の東峰神社での写真)。09422 「北へ伸ばしてるんだから、南を短くすればいい」「この日を待ってたんだ」と萩原さんはほくそ笑みながら語られた。そして「先ず暫定滑走路を閉鎖させ、空港廃港への道筋を作るんだ」「これは可能だ!」と確信を持って提起されたのです。

 許し難い新誘導路の7月30日供用開始、そして10月22日の北延伸部分の供用前倒し攻撃、第3誘導路攻撃。これらによる市東さん叩き出し、農地強奪の攻撃を許さない、猛然たる現地の闘いを実現しよう。9・27三里塚関西集会を成功させ、10・11三里塚現地へ総決起しよう!

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コメント


抗議と要求書////駐大阪韓国総領事館様/////双龍車労組のストライキに連帯しよう。共に頑張りましょう。

抗議と要求書

駐大阪韓国総領事館様
TEL 06-6213-1401~1405
FAX 06-6213-0151
〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-4

2009年8月4日         

京都生協の働く仲間の会(パート、アルバイトなどの働く仲間も加入できます。)、
(連絡先=伏見東郵便局私書箱26号keizirou.hushimi@hotmail.co.jp)
郵便為替口座番号01000―8-43014京都―滋賀地域合同労働組合)

(1)私達は、日韓労働者の連帯を掲げて闘う。韓国政府は、直ちに、双龍車、ストライキ弾圧を辞めるように要求する。
・・・・・・・・・・・・
双龍車、ストライキ現場に進入を試みる
[メディア忠清]バリケード撤去の試み、警察は催涙液を噴射
メディア忠清特別取材チーム/ 2009年08月03日11時08分
[17:45]民主労働党イ・ジョンヒ議員連行
断水措置が2週間を越え、また人間の基本権をめぐる衝突が行われた。水の搬入を試みる労働者と社会団体、政党と警察、双龍車救社隊の間で衝突があった。
この過程で民主労働党のイ・ジョンヒ議員の補佐官が連行され、これに抗議して警察バスの前に立ったイ・ジョンヒ議員による議会活動報告の要求に警察はイ・ジョンヒ議員も強制的に警察バスに乗せて連行した。現在警察バス出発をめぐり警察と労働者の間で小競合になっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
双竜自動車は、2日午前、最後の労使交渉がついに決裂し、5日
債権団が破産申請をする予定で、今日、警察の侵奪が予想され
ていました。一部の労働者が出ていますが、未だに500名以上
の人々は残っています。その中には家族と子供もいます。
今日4日の午前11時30分、会社職員と警察、警察特攻隊による
全面侵入が始まり、屋上からの侵奪がありましたが、午後3時
に退却しました。まだ今晩と明日の朝が危機です。
(2)
2009年7月27日
韓国領事館に抗議行動・・・双龍自動車のスト参加者への弾圧を停止せよ

香港職工会連盟(HKCTU)は、他の民間団体と共同で、韓国駐香港領事館に対して、韓国政府が双龍自動車の労働者のストライキを暴力的に弾圧したことに対する抗議を行った。
HKCTUの鄧燕娥スポークスパーソンは、次のように指摘している。

双龍自動車の経営陣が7月16日から食料を工場内に運搬することを禁止し、7月19日から医療関係者がスト参加者の健康管理のために工場内へ立ち入ることも禁止した。

7月22日午前10時、政府は戦闘警察を派遣し、裁判所職員とともに工場内に立ち入り、裁判所の退去命令を提示しようとした。その日はストライキから63日目。政府は大量の警官隊を派遣して、工場内に立てこもっている800名の労働者を包囲した。

警察は3000人以上の戦闘警察を出動させ、30台の放水車輌などを配備している。軍のヘリコプターが工場の上空から化学物質を散布した。
報道によると、工場内に警察を投入して以降、韓国の金属連盟双龍自動車支部の政策部長の妻は、重度のプレッシャに絶えかねて自ら命を絶った。彼女はまだ28歳であった。4歳と8ヶ月の二人の子どもが残された。

HKCTUは、韓国政府によるこのような人道に反する行為を強く抗議するとともに、暴力で労働者のストライキを弾圧することは、労使関係を改善するために何ら建設的な効果を果たさないことを訴える。HKCTUは、イミョンバク政権に対して、双龍自動車の労働者への弾圧行為を即時停止し、逮捕されたすべての双龍労組の役員を釈放し、スト参加者に対するすべての逮捕状を撤回することを要求する。
(以上)
 私達は、この香港職工会連盟(HKCTU)の声明と共にある。
(3)
貴職は、この抗議と要求書に誠実に回答するべきである。8月6日までに、回答することを強く求める。以上。

投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2009年8月 5日 (水) 10時14分

職場で9・27の訴えを開始しました。
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軍事基地、軍事空港反対!9条改憲を阻止しよう!
全軍事費5兆円を高齢者・障害者等の福祉に回そう!
日本の核武装化阻止!三里塚農民連帯!9・27 三里塚関西集会
 10・11三里塚全国集会に総結集しよう!/ 暫定滑走路「北延伸」を供用させるな! 第3の誘導路計画粉砕!/ 関西空港・大阪湾ベイエリアを侵略拠点にさせない!/ 市東さんの農地を守ろう!成田・関西両空港の軍事使用を許すな! 日米軍事一体化、自衛隊の海外派兵、9条改憲を阻止しよう!集会後、なんばまでデモ。

◆と き 9月27日(日)午後1時半~4時半
◆ ところ 大阪市立中央会館・ホール
■ 講演 「米軍再編と日米安保体制50年を問う」      
講師・吉沢弘志さん(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会、埼玉大学講師)
特別報告① 三里塚芝山連合空港反対同盟
特別報告② 永井満(関西実行委員会代表世話人)
■ 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟・三里塚決戦勝利関西実行委員会
・・・・・・・・・・・
です。共に頑張りましょう。

投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2009年8月 6日 (木) 20時20分

昨日の職場門前ビラの一部です。共に頑張りましょう。
建設労働者なかまが、空港建設に協力しないなどと立ちあがってくれたら、とおもいます。
・・・・・・・・・・・・
軍事基地、軍事空港反対!9条改憲を阻止しよう!
全軍事費5兆円を高齢者・障害者等の福祉に回そう!
日本の核武装化阻止!三里塚農民連帯!9・27 三里塚関西集会
◆ とき 9月27日(日)午後1時半~4時半
◆ ところ 大阪市立中央会館・ホール

(1)三里塚農民鈴木さんの介護の話!(介護をしながら、空港反対に頑張る。)
「看護婦さんに改めて頭が下がる思いです。
訪問看護の方がじいちゃんの大きい方を手袋はめてるけど詰まってると言いながらほじくった。毎日少しずつ出てたから下剤は使用してなかったんだけど出きってないとは、思っていなかった。その後も出きらないと浣腸していってくれて、本当に仕事とはいえ、命を預かる方達に脱帽赤ん坊と違い、本当に大変なんだからそれが、嫌な顔も見せずに感謝家で家族が看る事がいかに大変か実感してる者として、本当に感謝です。」と。
(2)
全軍事費5兆円、10年間で50兆円こそ最大のムダだ。全軍事費5兆円を、10年間で50兆円を全部、高齢者・障害者等の福祉に回そう!軍隊も、軍事基地も、要らない。核兵器など、もってのほかだ。福祉を殺し、障害者、高齢者などを殺しておいて、「国民を守る軍隊」などというのは、ウソだ。8月30日総選挙でも、反戦反核、改憲反対を頑張ろう!

投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2009年8月 8日 (土) 01時13分

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