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2009年7月 7日 (火)

7・5三里塚現地集会での萩原進さんのまとめ

0975  写真は、7・5三里塚現地闘争でまとめの挨拶をする萩原進反対同盟事務局次長(後姿)

萩原進さん(三里塚反対同盟事務局次長)

 緊急闘争に近い形での集会で、予想をはるかに上回る結集、本当にありがとうございます。この場での「打ち合わせ」のまとめとして。

 大きくは、今日の戦争への道、それに対する三里塚の持つ軍事空港反対の闘いをますます押し進めていかなければならないだろう。朝鮮半島における一触即発の現在の状況の中で、ミサイルの一斉配備をするんだとか、北朝鮮船舶の追尾だとか、それらによる戦争挑発の色合いすらある。また一方では海賊対処法だとか、田母神が全国的に講演をやるとか、国鉄民営化などをやりながら、いろいろな法律が改悪され、労基法、教育基本法が改悪され、そして今日、0975_2 農地法が今国会で改悪され、そういう中で今までの大転換がはかられ、憲法改悪が企まれ、地方制度が改悪されて道州制が導入される、こういう大きな問題が我々の所にかかっている。

 しかし、戦争をやることの準備をするだけでも大変なんです。これだけやんなきゃしょうがない。しかも、こういう闘う部隊がいるわけです。いわゆる城内平和を作るためには、こんな三里塚勢力、三里塚闘争なんてのをなくさなければ戦争できないんですよ。この点から見ても三里塚闘争の重要性ってのがあるんじゃないか。我々が掲げている軍事空港粉砕の闘いはまさに正義であり、戦争反対の闘い、そしてこの旗がもっともっと高く掲げられて・・・。このことが非常に重要な位置を占めてるんだということが先ず第1点として訴えたい。

 第2点目には、やはり三里塚の情勢です。先ほど出ました3本目の誘導路の問題があります。先の堂本千葉県知事が、東峰や天神峰を見て「ここは人が住める状況じゃない」と言ったんだが、誰がこの状況を作ったんだ。市東さんは、生活の糧である土地を奪われようとしてるわけですよ。それを嫌だといったら、実力で取られるわけですよ。今度は、飛行場の中に囲い込まれて、生活そのもの、寝起きそのものまで24時間その中に叩き込まれるんですね。これは何かと言ったら、天神峰や東峰の住民はここにいたら駄目なんだということを物語ってるんですよ。それは大きくは、三里塚闘争そのものがここにあっては駄目なんだと、何としても消さなきゃならん、そういう願望の下に3本目の誘導路建設が図られているんだと、この重要性を考えていただきたい。0975_3

 そして、先ほどから言われているように、市東さんを先頭にする裁判闘争、農地強奪の裁判と現闘本部裁判、一坪裁判があります。まさに今の司法反動の頂点に立った攻撃としてあるわけですね。だったら、われわれは階級裁判として受けて立つ。そして断固それをね、たとえ連中の土俵であろうと何であろうと、我々の方に持ってきちゃう。それだったら正義性をゴリゴリうちだし、勝利性をうったえ、公判も訴え、あらゆる人士がそこに大同団結して闘い抜くぞと、そういう枠を作っていく。それが三里塚の裁判で作り上げつつあるわけですな。まさしくこれがある。

 そして、裁判所の中だけでは決着がつかないんですよ。これを三里塚の現地に引きづり込んで、そこでまた闘いをやる、そういう裁判なんです。こんな裁判、ほかにはありませんよ。ですから、ほんとうに重要な裁判なんだ。こういう裁判こそ絶対的にしなきゃあならん。そのためには、彼らは二度にわたる北延伸を強行して早く出来上がったんだと、だから早く飛ばすんだと。そして何としてもわれわれを戦力を弱体化させようとしている。北延伸を3か月早めて供用開始したんですよ。このことについて黒野公団総裁は我々に陳謝したわけですよ。今度は、6ヵ月も早め、あるいは誘導路については10か月も早めてやると宣言して、今初めてるわけですよ。これは、ここまでやらざるを得ないところまであるんですよ。本来ならば、こんな短い滑走路では駄目なんです。もっと長い、2500じゃない、限りなく4000メートルに近い滑走路を造りたい。であるならば東峰住民を叩き出すしかない。しかし、そこまでなかなか行かない。そこで、民間団体を使って「完全空港化」「4000メートル滑走路を作りたい」とそのためにもう一度気運を盛り上げて、そのためにはもう1本誘導路を何としてもつくらなくちゃあならんと出して来たのが昨日の誘導路の計画なんです。

 反対同盟の弾劾声明の中で、「木に竹をつぐような」やり方だと言ってるけれども、正しく木に鉄を溶接するようなやり方で、ツギハギだらけの、どっから見てもおかしな空港を今やろうとしているんだ。今いるところ見て下さい。まさしく滑走路に出刃包丁つきつけて、これでも飛ぶのか、これでもやるのかと反対集会ひらいてるんですよ。こんな無様な空港がありますか。こんな闘いの場所がありますか。この状況を我々は必死で必死で歯をくいしばって勝ち取ってきたんですよ。このことを分かってほしい。こういう闘いをやり抜いて闘えば勝てるんだということを言いたいんです。

 時間がありませんので簡潔に言います。軍事空港粉砕、そして三里塚の状況。今、目の前にある闘いは、みんなが一緒に力を合わせて闘えば勝てる、そういう大道の上に立ってるんですよ。だけど残念だけど、先ほど市東さんが触れられましたが、同盟声明のことについてね若干述べなければならない、その悔しさがあります。

 反対同盟にとっては、動労千葉と関実はね、別格だといってもいい位置だと捉えております。闘いの車の両輪としての動労千葉、そして闘いの東西の両輪として関実をとらえております。動労千葉は、首を覚悟で労働者がジェット燃料貨車輸送阻止に決起し労農連帯ができた。まさしく、一方では革マルという反革命と闘いながら、中曽根の行革攻撃の中で、厳しい労働運動の中を動労千葉が闘い抜いて、しかし三里塚がその闘いの奥座敷として大きく、労働運動も含め、動労千葉も含め抱え込んで、三里塚勢力がそこで大きくは守り抜いたんじゃないのか。そして労働者と農民と学生と市民が一体となって闘い抜いたそういう熱い熱い想いがある、そういうことを今でも思い起こすことがあるんですよ。そういうことを絶対に忘れる事は出来ない。そういう絆は絶対に切れないんですよ。0975_4

 同じようにね、関実とも反対同盟は40年にわたる歴史があります。永井さんや山本先生、こういう世話人といくつもの反対運動の闘いの歴史の中で、山越え、野を超えありました。脱落や(爆音で聞こえず)・・・。彼らは泊まり込んで、一緒に闘うんだと、頑張ってくれと。そして全国の心ある人たちに対して、三里塚闘争を一緒に闘おうと、そういう形で我々と一緒にやりました。そもそも関実というのは、三里塚二期決戦に勝利しようとそういう関西の実行委員会であったはずです。そういう形でできたはずです。ですから鉄塔決戦の時に二期決戦を闘う団体ということで同盟と一緒に作った組織であります。そういう結んだ絆だからこそね、関西の震災の時にも自分は3日目にリュックサックに野菜を詰めてね現場にかけつけました。そういう歴史もあります。そういう形で今の同盟と関実とは深い信頼関係にあるわけです。だから今回のような事態は、ほんとに他人ごとでは絶対にあり得ないし、深刻な事態として同盟は受け止めました。問題は、同盟の問題だと受け止めたわけです。そういう中で、この問題がもっともっと進んでいくと、そういう分裂が反対同盟のなか、三里塚の中に持ち込まれてくるという形で、こういうことは絶対的に許せないという形でわたし達は、今まではいろんな意味であらゆる戦線の中でも、そういう問題も見ました。しかし、われわれは、今日までは一言も言いませんでした。しかし、今度ばかりはそうはいかない。声明の中で4番目に、「これが守られなければ、共闘関係云々」というのがありますが、そのことの真意は、今まで通りの関実の中で、湾岸共闘4団体の団結を持って関西の闘い、三里塚の闘いをほんとにやろうじゃないか、このことを訴えたいからこそ、反対同盟はあそこで出したんです。その反対同盟の心意気と今までの歴史的な背景、こういうことを汲んでいただきたい。そして何よりも、こんなことをやってる時なのかと、先ほど言いましたけれど、戦争的な状況の中、あるいは先ほど言いました三里塚の現状のなか、市東さんが置かれた現状の中で、ほんとにこんなことやっていていいのかどうかということを訴えたい。本来ならこういう話しをしたくないんだけれども、あえてこの場で言わしていただいて、そして皆さんとともに三里塚勝利のために邁進したいとおもいます。以上です。

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