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2009年6月12日 (金)

じゃがいも掘り大会 (6月7日)

09607

 6月7日、暑い陽射しの中、子供を含む120人の参加で、ジャガイモ掘り大会。最後の交流会での萩原さんの話しでは、昨年のほぼ2倍。しかも、若い人たちが多いのに驚いた。萩原さんたちの産直運動が消費者の支持を得て大きく羽ばたこうとしているのを感じた。

 先ずは、萩原さんのお宅の所にある畑で、30品目くらいが育っている様子を見学し、説明を受ける。萩原富夫さんがマイクを持ち(右写真)、萩原進さん、09607_3 市東孝雄さん、そして遅れて参加した鈴木謙太郎さんがまわりの消費者の質問に答えている。ソラマメがアブラムシにやられて、全体にいきわたらなかったとか 、6月に届ける予定だったトウモロコシが、萩原さんのところでは全滅し、先日掘り返され、虫を駆除して土を良くする草を植えておられるのを説明された。これで、大根やニンジンが二股になったりしにくくなるとか。昨年、大豊作だったごぼうが、植えつけられたのだが、若葉が見てわかるほどに不揃いの様子で、富夫さんが心配そうに説明。写真の富夫さんの足元が、もう薹(とう)が立ったサニーレタス、その奥が溶け始めた玉レタス、さらに奥が7月収穫予定のトウモロコシ。

 玉レタスは、もともと高い所の作物で熱に弱い。きれいだからと出荷しても、一日で病気にやられ溶け出すのだそうだ09607_4 (先週の関西のように)。溶け出しても、皮を剥いてやれば奥の方は十分食べれる物も。みんなが一つ一つを取ってみて確かめ、食べれそうなのは頂いて帰る。お母さんに抱かれた赤ちゃんが嬉しそうに数枚の玉レタスを手に持ってかじっている。そばからもう一枚差しだすとまた嬉しそうにかじる。「この子は毎日こうやって美味しい野菜を食べてるから知ってるんだ。幸せな子だね」と誰かが。「野菜がこういうものだということを現場で見て知ってほしい」と進さん。「出来たものは、子供みたいなもので、捨てるのは忍びない」とも。左写真は傷んだ玉レタスを手にとって富夫さんが説明。翌日、市東さんの「ヘ」の字の畑では、玉ねぎのとうが立ったのを抜いたが、その横の畑の玉レタスが半分くらいが溶け出して放置されていた。

 畑の人参を子どもは5本まで抜いていいよということになって、大騒ぎ。

 それから、市東さんのお宅の近くの開拓道路(よく集会で自動車の駐車場に使うところ)にある萩原さんの畑に移動。いよいよジャガイモ掘り大会だ。最初に富夫さんが、芋の掘り方の説明。09607_5 それからみんなで畑へ(最初の写真)。見ていると、柔らかい土なので、芋を掘らないで芋の蔓を引っ張り抜いて楽しんでいる子供も。イモが掘り残されると翌年芽を出すので、これが終わってから畑の掘り残されたイモを全部とりだすのが大変とか。

 思い思いに収穫を楽しんでから昼食。一応、おにぎりなどの持参が前提なのだが、用意されているおにぎりとおこわご飯がめっちゃ美味しいのを知っている私たちは、持参せず。ところが、ほとんどの消費者も、同盟が用意したおにぎりやおこわご飯を楽しんでいる。あっという間になくなった。それに肉じゃが、サラダなどおいしいおかずもいつの間にか売り切れ。

 一休みしていると、子供達はトラクターのしゃべるに乗せてもらって大騒ぎ。ジェット機の誘導路のすぐそばのため、誘導路を走る航空機と競争09607_6 (左写真)。親も含めてみんなが並ぶので「我慢しなさい」と言われた富夫さんの子供たち、桃ちゃんと遥(はる)ちゃんは泣きべそ。

 それから炎天下、小一時間の交流会。初めての消費者の方が結構おられることに驚き。何度も来ておられる方々は、畑の周りの様子がどんどん変わっていることに驚いておられた。異口同音に「美味しいこの野菜をいつまでも届けてください」と。産直運動を広げていくことはもちろん、市東さんの農地取り上げなどの三里塚の国の不法、理不尽を東京や千葉の皆さんこそ周りに広げてほしいと思わず訴えさせていただきました。09607_7 「作物を作るのは土なんですよ」と萩原進さんが、国のデタラメな農地法の改悪や、「雑草の生えない土」といったマスコミのキャンペーンのでたらめさを解りやすく訴えられました。そして最後に「農業をめぐる状況は厳しい。しかし、心ある農民は必ずはね返し、本来の姿の農業の形態を維持していく。しかし、農民だけでは解決できない。食べる側の人たちも一緒になって関心を持ち積極的に参加して行ってほしい」と共に闘っていくことを訴えられた。

 解散してから、萩原さん宅の作業場に移動して慰労の交流会でお茶を飲んで終わりました。進さんは、25日の天神峰現闘本部裁判での証言の準備のため、抜け出して弁護団会議に。ほんとに楽しい、中身の濃い「じゃがいも掘り大会」でした。

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コメント

畑見学でニンジンを抜いて、大方の土を拭ったニンジンを、ちっちゃな姉弟が、奪い合うようにかじってました。三里塚のニンジンの味はどこにも負けない!
レタスの出来が悪かったり、トウモロコシが全滅したり、本当に農業は厳しいな、と思います。土の中で育つものは特に長い期間畑にあるので、「掘り上げてみたらダメだった、なんて時は悔しいぞ」と萩原さんがおっしゃってました。
前日雨だったと思えない土で、お芋も丁度掘り易く、なんて素晴らしい土なんだろう、1日たりとも敵に渡してなるものか、と思いました。

投稿: でっかいちゃん | 2009年6月13日 (土) 09時41分

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