さあ、三里塚へ!
写真は、昨年10月19日の清水の畑でのイモ掘り大会(「三里塚産直の会」主催)ですが、明日は、三里塚でジャガイモ掘り大会があります。この時期の援農を考えていた私たちに、萩原さんから、「おなじ来るなら」と誘われたので、明日から参加し、8日、9日は援農、10日は現地調査をして、関西に帰ります。新人は今回は2人。全体で、東京からの参加も含め9人です。
三里塚を闘う私たちにとって、三里塚反対同盟の営農に少しでも触れることは大変重要です。1960年代までの原風景を全く奪われ、破壊されてしまった東峰、天神峰のフェンスに囲まれ、爆音に襲撃される日常。その中で、黙々と無農薬有機農法で、ほんとうにきれいな畑を耕し続け、産直野菜を届け続けておられる萩原さん家族や、市東孝雄さんに接し、その場所で直にお話しを伺うことが、私たち一人ひとりにとって三里塚を闘う、いや、私たち自身の日常の闘いにとってどれほどの肥やしとなるか、ぜひ、体験してみてください。
そしてまた、今なお古村のたたずまいを残し、豊かな自然と森に囲まれ、菱田の用水闘争の歴史を思いながら、鈴木さん家族の営農と暮らしに触れることも 本当に大事なことです。残念ながら、最近は闘争が市東さんの農地を守ることを軸に進んでいるため、ほとんどの方が、鈴木さんの営農と暮らしを知るのは、「農家便り」でしかありません。ぜひ、足を延ばして菱田にも行って下さい。そして、成田空港最大の観光名所(と私は思っている)でもある、横堀の小屋に登ってみてください。 成田空港の破綻と、三里塚闘争が43年闘い抜き、勝利していることを実感できます。
この3年、思い立って現地調査を始めて、すでに10度を数え、今では、私が案内できるようになっていますが、行くたびにどこかが変わっているのが三里塚です。しかし、話し合い拒否、不屈非妥協の闘いが、その中に不動の人間像を作り上げ、闘い抜かれてきたことを感じずにはおれません。言い古されたことばですが、「三里塚に行くと元気になる」というのを改めて感じさせられるのもこういう時です。
みなさん。ぜひ、現地にのんびりとしに、また、あまり役には立たないのですが援農に、土に触れてみてください。今夜出発ですが、今から、今度は何があるかなとわくわくし ています。沖縄行動で少し疲れが残って、腰に来ているようで、役に立たないのではと少し心配ですが・・・。そんなわけで、ブログはしばらくお休みです。
なお、先週の産直野菜にいくつかクレームが届いています。いつも間接的で遅れます。産直をしていただいている皆さん。思うところ、感じられていることを率直に私の方に直接メールでお知らせいただけないでしょうか。出来るだけ、密接に三里塚現地に知らせていきたいと思っておりますので。
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