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2009年6月16日 (火)

三里塚の援農一日目 (6月8日)

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 昨夜から降り出した雨が、夜中、トタン屋根を騒がせる。朝も小降りの6月8日、ジャガイモ掘り大会から残った私たち6人は、それぞれ、鈴木さん、萩原さん、市東さんの3軒に別れて援農に入りました。私は、遅れて参加する初参加のMさんを出迎えに成田駅へ。市東さんの所に着いたときは、みなさんは10時のおやつで休憩中。市東さんは検診のために不在。それまで、カブの収穫をしていたとか。後で聞くと、天気が良ければ草取りを予定していたのですが、雨が降り出しそうなので、翌日の出荷を控え収穫を優先したとか。そもそも雨の後で09608_2 は草取りはしにくい。

 先ずは、大根の収穫。144本必要とか。どうすればいいのかと思っていると、関西の人には見分けられないので、収穫した大根を10本づつ揃えて袋に入れていって下さいとのこと。3人もいるので、ゆったりと仕事。

 次は、葉付き人参の収穫。これも、獲ってくれた人参の葉っぱが黄ばんだものを取り除いてコンテナの中に揃えていく。時折、二股や傷があるのをはねていきます。葉っぱがしゃきっとしていて揃えると本当にきれい。心配していたMさんは、動じることなくてきぱきと動いている。重いコンテナも運んでいる。これなら大丈夫と気にしないことにする09608_3 。このころからまた雨が降り出した。

 今度は、堀之内の畑で玉ねぎの収穫(最初の写真)。すでに、13日の「今週の産直野菜」で触れていますように、私たちは、ここでも収穫ではなく、薹(とう)が立った玉ねぎを抜き取り廃棄する仕事。これがまたすごい量。半端じゃない。夜の交流会でカメラマンのFさんが淡路の玉ねぎの宣伝で、広い畑に玉ねぎが育っているが1本も薹(とう)の立ったのがないきれいな畑。あれは、最初に農薬をかけて薹(とう)が立たないようにするのだと説明していたが、しかし、もったいないという気持ちを抑えられない。「無農薬」というのは大変な「無駄」を承知でやるのだと思わず想う。途中で、昼食。所が、突然の土砂降り。これで援農は終わりかと心配に。現闘の人が、検診に行っている市東さんに電話で聞くと、「こちら(八街)では全然降っていないよ」というので、予定通り昼からも続けることに。

 昼から玉ねぎの収穫を続けた後、母屋の隣のハウスの中に入って、帰って来られた市東さんと一緒に玉ねぎの上の茎の部分と下のひげ状の根っ0968 こを切り取る作業(右写真)。この頃になると、同じ世代が4人もいるせいか、Mさんも慣れてきて結構会話の中に・・・。よかったよかった。

 3時のおやつ(これを、10時と併せきっちり取るので、帰ってきたら2キロも太っていてビックリ)のあと、こんどは市東さん宅の離れのよこにある小屋の前でにんにくの皮むき。枯れた皮をむいて大きなにんにくを10本づつ束ねて干していくのだ。凄いニンニクのにおいと、藪蚊に悩まされました。しかし、昨日のジャガイモ掘り大会のあとの納会で出てきた擂ったにんにく醤油にキュウリの漬物を付けて食べた時の何とも言えない美味しさを覚えているので頑張った。最後に夕食をいただいて、萩原さん、鈴木さんの所にほかの人たちを迎えに行って、宿舎へ。

 宿舎では、今日のそれぞれの農家での援農の報告会。初参加のMさんの感想を紹介します。

 「私の今日の感想は、一番ショックだったのは、私服の人が何回も回ったりとか、格子をしたパトカーのでっかいのが何回も通ったりとか、私も今日普通に来て、市東さんたちもあそこで毎日普通に農業しているだけなのに、政府がそれを監視しているという実態があるのがすごくショックで、そして飛行機が飛び立つたびにゴーっという音が気になって、成田空港仁来て旅行に行く時には、ああ、飛行機が飛び立っていくと見ていたのが、こんだけ近くの農家の人を威圧している現実があるのがすごくショックで、今日は、なにか農業を手伝ったことよりも、ショックの方が大きくて、私が知らない、ほとんどの人が知らない現実で、○○さんとか活動しているひとたちが、戦争反対、私が感じていた日本の平和というのを、そういう風に戦争反対と活動してくれてる人がいて、ぎりぎり守られてるというのがある。でも、次の日から何か出来るか、自分自身が動けるかというと、自分がそういうことができる状態じゃないし、多分帰ったらまた普段の生活に戻るだろうけれど、こういうことがあるということが、心のどこかに残るから、来てよかったし、自分に余裕ができたら、こういう現実があるということを考えて、みなさんのように活動できたり、考えることができたらいいなと思います。」

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コメント

私は、前回までに市東さん、鈴木さんのところには入ったので、萩原さんのところを希望してやらせてもらいました。萩原さんは口数も少なく「おっかないな〜」というイメージでしたが、ジャガイモ掘りの時のマメマメとお世話してくださる様子や、休憩時間にお孫ちゃんの梨っちゃんをあやす「おじいちゃん」の顔を見て、すごく近く感じるようになりました。毎食テーブルに乗るニンニクをすった醤油で食べるキュウリのぬか漬けの美味しさに、2日目の朝には「はね出しニンニク持って帰らせてください」とお願いできるくらい、おっかなさは感じなくなってました。
富夫さんと現闘さんは玉ねぎの収穫や商品化(お化粧)に始まって(早いのなんの!)、明日の出荷の都合を考えて色々と収穫に行かれました。
私たち援農組は1日目はずーっとニンニクの外皮むきです。収穫しておいたものを、根っこを落として茎を20cmくらいに切って、あとで10本づつに結わえて、農具置き場の軒下で数日乾かすそうです。ニンニクも玉ねぎと同じように、ネギの根の部分が肥大したような状態で、もう一人の援農組さんは「こんな風になってるんや」と新発見だったみたいです。
静江さんも梨っちゃんを寝かせつけて、ニンニクのお化粧をしに来られたのですが、早い早い!
萩原さんも市東さんと一緒に健診に行っておられたのですが、帰って来られてから、静江さんと並んでサササササッとニンニクを結わえておられました。プロだわ〜早い。お二人並んだ写真を「どうして撮らなかったんだろ!」と後悔(>_<)
雨で寒く、地下足袋は薄く冷えたのか、同じ姿勢が続いたせいか、腰がギクッ!静江さんが「センターで寝てれば?」と言ってくださるが、腰以外は気持ちも元気!帰りたくない〜。ということで、今回は2日間とも居るには居ました。仕事密度は別にしてf(^_^)。
初参加のMちゃんとは同じ部屋だったので、毎日寝る前におしゃべり。なんか共通の感情が多くて、一方的に「めちゃくちゃウマが合う!」と思い込んでます(^-^)v嬉しい出会いに感謝。

投稿: でっかいちゃん | 2009年6月16日 (火) 13時47分

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