3・29三里塚全国集会⑥ 市東孝雄さんの挨拶
こんにちは。市東孝雄です。全国から集まったみなさま。ご苦労様です。
三里塚勝負の年、沖縄から遠路駆け付けてくれました知花さん、ありがとうございました。
三里塚闘争はこれからが本番だという言葉を、しっかり受け止めて頑張りたい と思います。農地法第1条「耕すものに権利あり」。今、話題の映画でも、ゲバラが「土地はそこを耕す農民のものだ」と叫ぶそうです。私は、胸を張ってこれまで通り畑を耕作していきたいと思います。今、国会では、この農地法の大本を削り取るとしています。私は、自分の畑を耕すことで、この「歴史的大罪」、これは秋田の坂元進一郎さんの言葉なんですが、国を優先、農家切り捨てに対し、心ある農民とともにこれからも闘っていきます。
この2月3日に、3つ目の裁判が始まりました。これは農地法による農地取り上げ裁判です。先日の現闘本部裁判の暴挙と司法の反動は、許せないという気持ちをこめて闘おうと思っています。みなさんも是非、傍聴闘争に参加してください。
2つ目に、皆さんも先ほど来から出てます事故のテレビを見たと思います。実はあれと同じ原因で、あわや大惨事の事故が、6年前の1月、家の前で100人が乗った旅客機、エアジャパンの飛行機ですが、同じことが起こっています。神社 の手前で止まりましたが、突っ込めば爆発、炎上の大惨事です。力づくで作った成田は欠陥だらけ。そしてまた、北延伸で、進入灯の下を東 関東(自動車道)が横断している。こんな空港はありません。廃港して出直すべきです。
3つ目に、みなさん。ここに集まった労働者、農民、学生、そして反戦闘争や市民運動のみなさんとともに必ずや勝利しましょう。労働者から職場を奪い、農民から農地を取り上げる今の政権に政治を任せることはできない。戦争に絶対反対、道州制に反対、改憲に反対。反対同盟の原則を守り、労働者の先頭で闘う動労千葉との絆をさらに深く、これからも、同盟、まあ、これから何十年続くかわかりませんが、一生懸命闘いますので、みなさん、よろしくお願いいたします。
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