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2009年2月 6日 (金)

北原さんの千葉市民への訴え(2月3日集会で)

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 中央公園で集会を開くことは、めったにありません。今日は寒い中、みなさんご苦労様です。

 千葉市民のみなさん。今日、私たちが訴えることは、国の理不尽な攻撃に対して44年間闘い続けております。とりわけ今日、地裁で闘われる市東さんの公判は、一昨年、権力の暴力によって農地の収奪を認める決定があった。いったい日本の国の将来はどこへ向かっているでしょうか。一人一人が、これを訴える時に必ずやむにやまれぬ気持ちになるでしょう。44年と言うと確かに長い。だが、なぜここまで私たちは闘ってきたのか。それは、国の行政の在り方がい0923_3 かに間違っているか、これを明らかにするために。

 若い人たち、今生まれた子供たちもいます。この将来を見た時に、自分たち が何ができるか。私は最近こういうことを考えっています。まず自分が動かなければ、何も世の中は変わりはしない。それが三里塚の闘いの44年であったと思います。今日、大変お騒がせしますけれども、私たちにはやむにやまれぬ気持ちがある。そういう風に今日の闘争集会、それとデモ行進を行って、表現せざるを得ない立場であります。どうか、千葉市民のみなさん。この私たちの集会を見て、いろいろ見る方があるでしょう。だけど日本の将来を考えるのは、ここに集まった人たちではないかと自負しております。

 今日一日、これから集会を開きデモ行進を行います。千葉市民の皆さんに、まだ三里塚の反対同盟というのはあるんだぞと、これは決して自分自身の精神的になされているばかりではありません。未来を作るために、私たちはこうしてやっているのです。どうか、よろしくお願いいたします。今日一日、がんばりましょう。

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