1・11反対同盟旗開き 北原事務局長挨拶
お集まりの皆さん。こんにちは。今日、反対同盟の旗開きを開催するにあたりまして、振り返ってみると、足かけ44年目に三里塚闘争も入ります。今まで闘い続けてこれたことは、ここに集まった全国の皆さんが、一人一人、一丸となって三里塚闘争の勝利のために人生をかけて闘い抜いてくれたからです。私たちはこう思っております。
昨年一年間を振り返ってみますと、多くのことがいろいろあります。だが43年 間の反対同盟のたたかいは、まったく一貫して闘い抜いてきた43年間であったと自負しております。
それは常にみなさんがたの共有の闘いとして三里塚はあるからです。今年も、おそらく裁判闘争と現地闘争と熾烈を極める時期に入るでしょう。とりわけ市東孝雄の農地を取り上げる、しかもそれが農地法で取り上げるというのだから、ますます今の情勢そのものはどこへ向かっているのか、それを真剣に考えなければ日本の将来はなくなってしまうんじゃないのか、そんな感じがしてなりません。我々の手によってこのかたちを根本から変えない限り、決して人類の未来はないんじゃないか、いう風に感じられます。
そのために今日ここに一堂に会して、そして44年目に入った三里塚闘争の勝利を目指そう。三里塚闘争だけでは勝利はできません。
三権分立を証明する闘いは、今、全国の人民にかけられている問題ではないでしょうか。そういう意味で三権分立の証明をしっかりと代理人の方々にはたたかってもらって、そして国民が真の平和に到達するよう闘っていかなければならない、ということをお願い申し上げておきたい。
今日一日、現地において集会とデモ、現地闘争を闘い抜いて、今、同盟の皆さんと一緒にここに同席しています。今日一日、いろんな意見の交歓があると思いますが、是非ともその意見の交歓が三里塚勝利に結びつくような交流会であってほしいという風に考えております。
今日、青柳晃玄さんから電話がありまして、今日是非とも参加したいんだけれども、出席ができないことを非常に残念に思っているようでした。
今日一日、どうか三里塚闘争、全国が共有する三里塚闘争の勝利を目指すことは日本の未来を作る礎になるだろうと考えています。私も、みなさんともども年頭にあたって、闘うことを宣言して私の挨拶といたします。ありがとうございました。
(09年1月12日、三里塚芝山連合空港反対同盟旗開きでの北原鉱治事務局長の冒頭のあいさつ。1月18日の関実の団結旗開きに北原さんが久しぶりに来られます。ぜひ、お話しを伺うとともに大いに交流を楽しんでください。)
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