1・11三里塚反対同盟旗開き
今日、11日、成田市で三里塚芝山連合空港反対同盟の新年団結旗開きが開かれました。関実の永井満代表世話人が出席し、あいさつを行いました。詳しいことは、「同盟ブログ」で報告されると思いますので、発表された闘争宣言を先ずお伝えします。
闘争宣言
わが反対同盟は恐慌と戦争がもたらす惨禍にこみあげる怒りをおさえること ができない。
資本は多くの非正規雇用の労働者を年越し前に路頭に放り出した。労働者のクビを切り賃金を引き下げる一方で、巨額の内部留保をためこんでいる。農漁民は生きる道を閉ざされ、医療・福祉の切り捨てが人々の命を奪っている。このさなかに、イスラエルは空爆と地上戦でパレスチナ人民を虐殺した。全世界で激しい怒りが渦巻いている。09年は文字通り闘いの年である。
わが反対同盟は決意も新たに闘争を宣言する。矛盾の一切を働く者に押しつける自公政府・財界と闘い、改憲と戦争への道を阻止しよう。
昨年、反対同盟は北延伸工事をものともせず、空港絶対反対・農地死守を不屈に貫き、空港会社と千葉県を圧倒する裁判闘争をうちぬき勝利した。
見よ、空港のぶざまな姿を! 「へ」の字誘導路は直線化できない。欠陥だらけの北延伸は敗北の象徴である。平行滑走路は永遠に完成しない。空港会社も地元自治体・財界も、ハブ空港からの陥落と羽田の国際化にうちひしがれて、「年間飛行回数1・5倍化(30万回)」と「24時間運用」にしか生き残るすべはないと絶叫している。
闘争43年、鍛えぬいた闘魂のもとで、わが反対同盟は自信に満ちている。
「北延伸工事10月完成―来春共用」による生活破壊・闘争つぶしを断固とし て粉砕する。民家上空40メートルのジェット飛行を許すな!
裁判闘争は現地闘争と完全に一体である。収用委員会に代わって農地取り上げの前面に立つ司法反動を打ち破り、市東さんの農地を守り抜こう。
FTAに反対し農業切り捨てと闘う農民の先頭に立ち、今通常国会における農地法改悪を阻止しよう。反対同盟は動労千葉と共に闘いとった労農連帯、沖縄や関西住民を始めとする広範な住民運動、市民運動との共闘をさらに強く発展させて闘う決意である。
成田軍事空港建設阻止! 空港廃港へ。3・29全国集会に総決起しよう。
2009年1月11日 三里塚芝山連合空港反対同盟
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