関実・団結旗開き
昨日、1月18日、神戸学生青年センターで関西実行委員会の「09年団結旗開き」が、安藤真一関実事務局次長の司会で、70人余りが参加して開催されました。冒頭、4日前に亡くなられた三浦五郎さんに全体で黙祷を捧げました。
先ず関実(主催者)を代表して永井満関実代表世話人より「今年は市東さん の農地をめぐる決戦の年だ」「関実あげて全力で闘い抜こう」と挨拶が行われた 後、三里塚反対同盟から北原鉱治事務局長、市東孝雄さんお二人の挨拶がありました。
10年ぶりに関西に来られた北原さんは、14年前の阪神・淡路大震災から説き起こされ、「戦争になれば労働者は食っていけるのか」「他力本願ではだめだ。自ら決起して世の中を変えなければならない」「闘わなければ生きていけない」「若い人たちの未来のために三里塚闘争を勝利させなければならない」「関西の皆さんと一緒にがんばりましょう」と呼びかけられました。
続いて立った市東さんからは、来る新幹線の車中で反対同盟と関実の30年を超える共闘の歴史を北原さん から聞かされたことを紹介しながら、「裁判闘争を現地での攻防と一体のものとして考えている」「少数だけれども、同盟は誰一人負けてるという感じを持っていない」 「関西から大変でしょうが3・29に結集してください」と訴えられました。
山本善偉関実世話人の「勝利のために乾杯」という乾杯の音頭の後、賑やかな旗開きが続けられました。
10数年ぶりに参加された部落解放同盟全国連合会の中田潔書記長、被災地雇用と生活要求者組合の長谷川正夫代表、泉州住民の会から国賀祥司泉佐野市議と年頭の決意をこめた挨拶が続く。
とめよう戦争・百万人署名運動兵庫県連絡会の梶原さんが扇子をかざしながらのアメリカの戦争、憲法9条に関連したトーク(落語?)を披露。全学連の学生から「史上空前の大弾圧」を跳ね返しての闘いと決意が烈々と語られた。高槻医療労働組合から吉岡さんがギターを弾きな がら自慢の歌を数曲披露。関西合同労組関トラ分会の辻本さんから報告と決意の表明が続く。
劇団ほうき星(風をおこす女の会)が、北原事務局長も引っ張り込んでの熱演。音響がおかしくなったりのトラブルを乗り越えて、北原さんも楽しそうに(右写真)演じられた。最後に遠路参加いただいた全国連狭山支部 の井田さんから報告と挨拶が行われました。
ここで全体が丸く輪になって肩をくみあい、反対同盟歌を全員で歌って、団結ガンバローで最後に締めて、次は、「3・15 講演とパネルの集い 米軍再編と闘う-三里塚・沖縄・岩国・関西を結ぶ」を成功させ、3・29三里塚現地闘争に総決起することを誓い合って旗開きを散会しました。
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