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2009年1月31日 (土)

辺野古の海を守ろう

09127

 何ができるわけでもないのですが、一度訪れてみたいと思っていた辺野古の座り込みの現場に伺って、27日から29日、延べ10時間余りテントに座らせて貰いました。

 座っておられる方々から「海を殺すな、ジュゴンを守ろうという地元のみなさん09128 の想いは、米軍は出て行ってほしいという基地撤去の県民の思いと重なって全県的な闘いだ」「日本軍、米軍に支配されてきた130年の沖縄の歴史が、新しい基地を造らせないことによって新しい時代を迎えることができる」などの想いを聞くことができました。(右は引き潮で干あがったテントの前の海。中央の上の方に点が見えるのは人で、そこまで歩けるのです。)

 平良悦美さんは、「ここの闘いで泳げるようになった。カヌーも漕げるようになった」「おかげで腰も直ったし、力のない腕にも力が」と微笑みながら話される。そして「日本中から、この海に潜りに来てほしい」「もぐればどんなに素晴らしい海だかがわかる」と。「この島から飛んで行ったB52などの飛行機が、ベトナムをはじめイラクなどで人殺しをしている。子供たちを殺している。それを止められ09127_2 ない私たちは加害者だ」「新しい基地を作ってその罪を拡大しようとすることなど許せないし、止められるんだと思い、座りこんでいる。カヌーを漕いで、もぐっている人を守り、調査船などに食らいついていくことはできる」と華奢な身体のどこにそんな力があるんだろうかと思わせる激しい想いを語られました。訪れた若い人たちに、「私は弱い。しかし、弱ければ弱いなりに闘うことができるんです」と話されていたのが印象的でした。

 左の写真は、米軍基地、キャンプ・シュワブとテントのある小さな漁港との間におかれた鉄条網にかけられた「新基地建設反対」の様々な思いを書いたハンカチなどが結ばれています。島の位置あたりが新基地を作ろうと目論まれている辺野古崎。そのあたりから、右上の写真の水平線に近い所に白い波がずっとたっています。サンゴの壁があってその先は一気に深くなるそうです。そしてそ09127_3 のサンゴの壁が中の海の様々な生き物を守っているのだそうです(テントの「村長さん」から聞いて・・・。)

 いろいろなサンゴ、ジュゴンをはじめ本当に珍しい生き物たち、モングローブの森、などなどこの辺野古周辺と大浦湾を破壊して、「普天間基地移設」というペテンを弄して、米軍再編の軸としての巨大な新基地が、もともと米海軍の計画にありながらその巨額な費用のゆえに断念されていたものが、日本政府の財政出動(私たちの税金だ!)によって建設されようとしているのです。

 日本政府は、岩国でもそうであったように、辺野古の村を、人々をカネと権力でずたずたにしながら、基地建設を進めようとしています。米軍再編とは、一方でそうした暴虐な日本帝国主義の生き残りをかけた「血なまぐさい」政策なのです。日本による沖縄への差別と分断の歴史を、今一度この闘いに関わることを通して見据えようではありませんか。訪れたテントの中で、「沖縄を切り捨てることで戦後憲法は生まれた」「天皇条項(1条~8条)と一緒にある9条。この憲法を沖縄はどうみるのか」「従軍慰安婦問題など沖縄自身の加害者性も考えなければ」といった会話が交わされていたのに感銘を受けました。

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コメント

私も辺野古に行って座り込みに参加したかった!

投稿: まいちゃん | 2009年1月31日 (土) 22時54分

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