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2008年10月24日 (金)

三里塚援農報告(10月20日)

081020  写真は、「へ」の字誘導路を強制している、市東さんの畑で、10月20日夕方のピーマンの収穫。誘導路を恐る恐る進む航空機。右手のフェンスが天神峰現闘本部(元石橋家敷地)のフェンス。フェンスとピーマンの畑の間に見える平地が、市東さんの耕作権を解除するとされた、市東さん一家が一度も耕作したことのない「41-9」の問題の土地(石橋の耕作地)。

 20日、早朝に起きてまず鈴木謙太郎さんのところへ。D君を降ろす。それから市東さんの所に向かい、B子さん、I子さんと一緒に僕が降りる。三芝物産から菱田、東峰へのこの移動に、通勤のための渋滞もあり、ほぼ1時間かかる。車は、遅れて参加するE君を迎えにカメラマンのJさんが運転して成田駅に。2人は萩原進さんのところで援農。今回は、援農を重視するということで、援農する家庭を固定し、翌日も同じ配置にする。

 市東さんの所に着くと、現闘の方々3人はもう作業の準備を始めていた。市東さんに挨拶をしてから、初めてのI子さんをつれて、畑の端にある監視台に。残念ながら航空機は来なかったのだが、滑走路に駐機する航空機のエンジンからのジェットブラストの問題、「ヘ」の字誘導路の問題などが、上がればすぐ手に取るように分かる「名所」だ。そのすぐそばには、5年ほど前に植えられた、星野文昭さんの再審・無罪を願った「星の樹」、こぶしの樹が元081020_3 気に枝を伸ばし、葉を茂らせている。

 昨夜雨が激しく降ったので、足もとが危ないからと、午前中は作業場のところで座り込んで、サトイモの剪定(右写真。左手前が市東さん)。ぬるぬるした泥まみれの塊に、ものすごい根がくっついている。その根をとりながら、塊を1個、1個のサトイモにちぎり分ける作業。親指くらいの小さいのは商品にならないコイモ。これを分ける。市東さんが作業の途中で、そのコイモを母屋に持っていく。現闘さんが、「おやつに出るよ」と教えてくれる。しかし、ぬるぬるの泥にはなじめない。軍手がぬるぬるになる。もくもくと作業。10時におやつの休憩。この10時と、昼からの3時のおやつの休憩は、どこの家でも実にきっちりと取る。鈴木さんのところで、加代子節が聞けるのがこの時間。しかも、鈴木さんのところは、畑が離れているので、いつも畑の横の自然の中。これもいいよ。

 B子さんと解放派の若い現闘さん(奈良出身)とが、関西のお笑いの人たちの話しを楽しそうにしながら作業をしているが、話題に全く付いていけない。ショボン。

 おやつに先ほどのコイモをふかしたのが出てきた。最初は、皮をむくのに手間取っていたが、頭の皮を少し剥いて、下から指先に力を入れたらするっとイモが皮から離れる。これが面白い。そしてめっちゃおいしい。翌日の萩原さんのところでの出荷作業が終わっての休憩のときにE君が、コイモを次々とほおばりながら「今年で一番うまかった」と騒いでいたが・・・・。

 サトイモの選定を続ける。I子さんが休憩を兼ねて監視台に行って、航空機の離陸の様子などをみている。帰ってきたので「腹が立つやろ」と聞くと、怖いほどの凄い表情をしながら怒りをぶちまけてきた。風が強く吹き込んでくるので、ジェットブラスト(排気ガス)の臭いが一段とひどい。昼前に、作業を終え、東峰の畑(3月の全国集会の会場)に移って、ネギの収穫。市東さんと現闘さんたちが掘ってきたネギのひげのようについている枯れた部分を取り除いてコンテナの中に並べていくのが僕ら3人の仕事。明日の出荷に必要な量を秤で測って終了。昼飯や~。ほっ。

 昼食を終え、畑のそばで寝転がってI子さんと日向ぼっこをしながら話していると、市東さんが、少し休んでいてくださいと言って、現闘さんたちと出かける。B子さんは背中に猫を乗せて日向ぼっこ?

 1時半ごろから、もう一度東峰の畑に移って、サトイモの収穫。畝にあるサトイモの塊を掘り出してもらって、僕らはそれを午前中に作業をした程度の大きさに親イモ(食べられない)からもぎり取る。最初はなかなかうまくいかない。しゃがみ込んで泥まみれになりながら奮闘。そのあとは、081020_4 収穫が終わって畑に残っている空心菜(えんさい)の茎を畑からひっこ抜いていく作業。そのままにして腐らせて肥料に使う場合もあるそうだが、どんどん畑を使っていく市東さんのところでは、捨てに行くそうだ。

 それから3時の休憩とおやつ。ほっ。

 夕方の風が肌寒くさえ思える、本当に気持のいい中を、今度は「ヘ」の字の畑に移って(最初の写真)、ピーマンの収穫。夏にもやったことがあるので、これならとI子さんを助手に始める。切り取った部分が雑で、現闘さんに直されてシュン。それから、畑を移って、最近市東さんが新たに借りた堀内の畑の落花生の畑に。

 鍬で起こした所の落花生を、僕らが引き抜き束ねてひっくり返して、根っこの部分(落花生がくっついている)を上にして日に当てるようにする。天気ならば、10日から2週間くらいかかって乾かすそうで、僕らが帰ってから雨が続いているので、どうなったのかな? 市東さんが、落花生の付きが悪く、雨で腐ったようになっているのを示しながら、やってみないとわからない農業の難しさを語られた。5時前にうす暗くなり始めた。関西より暮れるのが30分は早い。今日の仕事は終了。気にしていたI子さんを含め、全員が作業を完遂。やったぞベイビー。足腰も大丈夫。・・・・楽な仕事をさせてくれたのかな・・・・。

 現闘さんが作ってくれた夕食のうまかったこと。日頃使ったことのない体を動かしての食事。しかも、お米は市東さんの田んぼのとれとれの新米。うまいはずや。

 迎えにきたJさんとE君もむっちゃくちゃ満足そうな、やったぞという顔をしている。それから夜道を菱田の鈴木さんの所にD君を迎えに。これも楽しそう。

 三芝物産にもどって、順番に風呂に入りながらいただいた枝豆を早速ゆでて(採れたての枝まめで、味も濃く、めっちゃうまかった)、焼酎を飲みながら(飲めないJさんスミマセン)大いに交流と論議がはじけた。  先におやすみ。(作業に夢中で、写真を撮るどころではなく、写真が少なくすみません)。

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