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2008年10月 7日 (火)

10・5三里塚全国闘争(2) 主催者あいさつ

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北原鉱治反対同盟事務局長の主催者挨拶

 全国から結集した闘う労働者、学生、反対同盟のみなさん。今日の集会は、新たな闘いに挑む全国集会です。振り返ってみると、43年間闘ってきましたが、ようやく人民大衆は勝つか負けるか、そんな時代に入ってきました。今の政治を見なさい。無責任な政治が何回となく繰り返されてきました。限界に来ているわけです。若い諸君がこれからの未来にどう生きるのか、何を求めていくのか、しっかりとつかんで、大学で学ぶことも必要です。だが、社会がどう動いているのかということを、並行して見ていかなければなりません。若い者にに未来はあるかないか、今の立場はどっちをみても、いい政治のありかたはありません。私たちは43年間にわたって成田空港は絶対反対である。最近、中山国交相が交替しましたね。「ごね得」だなんて、43年間もごね得やってる人がいますか?今の若い人は本当に将来が見えるだろうか。それは自分たち一人一人が立ち上がって、自らが動かない限り、他力本願では社会はよくなりません。

 私たちが闘ってきた43年。三里塚は未来を示す。全体の責任です。私は絶えず訴えて08105_2 きた。他力本願ではだめなんです。若いものが、何をなすべきか、これをしっかりと束まない限り、若いものに未来はない。今の無責任政府において偏った政治が進んでいることを糾さなければダメだということなんですね。

 私たちが43年間、物をくれとか、金をくれとか、施設を作れとか、そんな要求をしたことは一切ありません。だから三里塚の闘いがここにあるのです。

 これを見たときに、成田空港は将来どのように使われるか。最も端的な話が、有事という言葉がありますね。有事ということは拡大解釈をすれば、いろんな方面に使えるんです。アジアに防御のためという名目で、事態の悪化を見たときには成田空港に米軍50万が、ここを拠点にして配置されるということはすでに明らかになっています。港湾、避難空港、米軍・自衛隊基地、これに給油するわけです。この一つの状況を見ても、戦争へと歩む準備が内政的にはできているんです。

 われわれは一個の人間として、これからの時代を背負う若い青年の将来を考えたときに、成田空港絶対反対の闘いは、君たちの未来のために闘う、それをわれわれの原点の一つであるということを、しっかりと確認してほしい。

 今の労働者が安心して職場で働けますか。そういう時代ではない。したがって前途が見えないというような状況があるわけですよね。あの秋葉原の青年が起こした事故は、われわれ社会が悪い。誰かが彼のそばにいて肩をたたいてやれば、ああいう事態にはならなかったんじゃないかと、悔いられてなりません。そういうもろもろのこうした「犯罪」は、将来に展望を持とうと思っても持てない若い諸君がいるということを、同時代の人間として連帯を作れば、必ずそういうことにはならない。

 63年前のあの悲惨な戦争への道へと歩みつつあることをしっかりと見据えて闘えば、三里塚がある。先ほど開会宣言に言われていますように、農地法をもって市東孝雄の土地を奪う。この一連の動きに怒りを感じないものはいないでしょう。今日、ここに集まったみなさんは、その意識を持って立ち上がっていると思います。だから他力本願ではなくて自らが動かなければ世の中は動かないということです。08105_3

 今日一日、この地でこの大地を見てください。環境問題を考えたときに、千葉県の堂本知事は、なかった収用委員会を再建したんですよ。じゃあ、15年間、収用委員会はなにの役割も果たさなかった。だが収用委員会を作ったということは、どんなきれいごとを言ってみようが、これは代執行の権限を持つわけですよ。もし彼らが、現地の農地を取り上げようとするならば、生きるために全力をかけて闘う。それがすべての日本の将来を決するものとしてあるのです。

 1966年6月22日の内定。その年の7月4日閣議決定。こんなふざけた話はない。公聴会や説明会、一切省略して力によってこの空港を建設してきた。そういう人間がいるんですよ。そういう人間、執行した国に対して、信頼できない。しかし、ただただ信頼できないではしょうがない。自らが立つ。そして自分たちの未来を創る。その決意で、私たちは闘っております。

 しかもこの闘いは全農民の闘いでもあるんです。どうか諸君が、今日の集会を第一歩として元気に戦ってもらいたい。そして世の中を変える準備をしよう。そして闘いましょう。

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コメント

はじめまして。
貴ブログへの突然の書き込みをいたします失礼をお許しください。私は、「運動型新党・革命21」準備会・「コモンズ編集局」の事務局です。

●このたび、私どもは表題にありますように、「運動型新党・革命21」の準備会をスタートさせました。
この目的は、迫りくるアメリカを中心とする世界の戦争と経済崩壊、そして、日本の自公政権による軍事強化政策と福祉・労働者切り捨て・人権抑圧政策な
どに抗し、新しい政治潮流・集団を創りだしたいと願ってのことです。

●私どもは、この数十年の左翼間対立の原因を検証し、「運動型新党」を多様な意見・異論が共存し、さまざまなグループ・政治集団が協同できるリゾーム
状・ネットワーク型の「運動型の党」として、推進していきたく思っています。
★既存の中央集権主義に替わる民主自治制を組織原理とする運動型党(構成員主権・民主自治制・ラジカル民主主義・公開制の4原則を組織原理にしようと
しています。)

●この呼びかけは、日本の労働運動の再興・再建を願う、関西生コン・関西管理職ユニオンなどの各労働者有志が軸になって担っています。また、この労働
者の呼びかけに応えて、全国からさまざまな人士・グループが集まって呼びかけを発しています。どうぞ、ぜひともこの私どもの歴史的試みにご賛同・ご参
加いただきたく、お願いする次第です。ご連絡をお待ちします。

●なお、「運動型新党準備会機関紙・コモンズ」の記事及び「呼びかけ」全文は、下記のサイトでご覧になれます。ぜひ、サイト内の「呼びかけ」全文をご覧ください。
http://com21.jp/
rev@com21.jp

投稿: 革命21事務局 | 2008年10月 7日 (火) 16時49分

10/19京都集会でも、関生労組を見ました。頑張ってほしいです。
関西生コン労組では、建設労働者、労働組合として、三里塚空港建設や軍事基地建設に反対する、協力しない旨の決議など、あげたことがあるんでしょうか?もしあげていたら、教えてください。
やはり、生コントラック運転手などが、建設に反対する、協力しない旨の決議をあげたら、社会的に多くな労働者への檄となると思います。検討してほしいです。三里塚農民に連帯して。
「おれたちいなくなりゃ、できゃしねえ」です。
もちろん、僕たちも、労働組合、労働者として、連帯し、支持しますよ。

投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2008年10月20日 (月) 11時57分

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