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2008年7月20日 (日)

7・13関西新空港闘争(1)

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7・13関西新空港反対全国集会での三里塚反対同盟の伊藤信晴さんからの挨拶

今日はどうもごくろうさまです。私、昨年も参加させていただきましたけれども、関西新空港の非常に危機的な状況と基調提起の中にも入っている大阪府の未曽有うの労働者に対する攻撃の中で、今、泉州住民の会、国賀さんを先頭にしたこのたたかいは必ず勝利できるいう風に思っております。

私たち反対同盟も、市東さんの農地取り上げいう攻撃の中で、ある面では三里塚闘争の正念場にさしかかっております。そういった中で、私は、43年間の三里塚闘争を考えるとき、一番大変だったとき、一番今の基礎を作った時は、あの3・8分裂の過程ではなかっただろうか。農民が最も必要としている水を武器に同盟分裂を狙ってきた。多くのみなさんも本当にこのすべての過程において、三里塚に駆けつけていただいて、この同盟破壊の攻撃に共に闘ってくれました。その水を使った分断攻撃、それを私たち反対同盟は断固として拒否して、一坪共有化運動を粉砕し、脱落派を粉砕して今の反対同盟の基礎を作りました。

それと同時にあの過程は、動労千葉のジェット燃料の輸送の過程で、この問題が非常に浮かび上がってきました。脱落派は動労千葉に対する徹底的な攻撃も開始し、そうした中で、残った私たち反対同盟は、動労千葉との信頼、そして動労千葉がそもそも66年閣議決定以降、中野顧問を先頭にして三里塚に駆けつけてきたこの過程を見るときに、私たち反対同盟は、・・・・のたたかいにかけ、動労千葉は拒否から阻止へという、動労カクマルが全国動員を使って貨車まで組織して燃料を運ぼうという態勢に対し、拒否から阻止へというたたかいに動労千葉は転換し、みごとジェット燃料をとめたのであります。そうした労働者と農民の結合はその原点を築き、動労千葉は日本労働運動の中にあって、文字通りそうした政治ストライキを打って5人の解雇まで乗り越えて進んできた動労千葉が、今、分割民営化に対する戦闘宣言、・・・宣言を発しこのたたかいを牽引しようとしています。

私たちは、始まった労農連帯のこの陣形のことの中で今、文字通り・・・・、数万の労働者が、そもそも大阪府民の7千人の決起が先月あったという風に聞いております。このようなのは、どうしてわれわれの周りに、合流してくることが必ず可能である、そういう中途半端なところはもうなくなってきている。

それぞれ、泉州住民の会が関西空港粉砕をかけているたたかい、私たち反対同盟が、市東さんを先頭にして日本農民の先頭に立って闘いぬく。この気迫と勝利への展望をつかんだとき、労働者との固い結合を確信した時に、私は、三里塚闘争の勝利もありえる、そのように思っています。三里塚43年間の総括を、徹底的に強化しながら、泉州、関西住民のみなさんとともに、共に最後まで闘うことを決意表明しまして私からの挨拶にかえたいと思います。

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