(第3)新誘導路計画のデタラメさ! 断じて許せない!

Pk2009070402100142_size0_4  上の写真(図面)は東京新聞WEBより転載

 暫定滑走路北延伸部分を半年も前倒しして、この秋、10月22日に供用開始する前提として、空港会社NAAは、東峰の森を違法に伐採して建設した新誘導路(上の図で「2本目の誘導路」)の供用開始を、当初予定よりも10か月も前倒しして、この7月に供用を開始すると宣言してきた。7月5日、このNAAの挑発的な攻撃に対し、緊急闘争でありながら、現地に350人が結集して怒りの声を上げた。

 所がNAAは、なんと、その前日の7月4日、第3の誘導路を建設することを公0975 表した(東京新聞報道)。 この誘導路計画は、空港敷地をはみ出して作られることになり(上図より明らかなように「2本目の誘導路」も敷地外に作られている)、それ自体が違法である。(右写真は、7・5現地闘争で訴える市東孝雄さん)

 この4月22日、NAAは東峰の6戸を訪問し、新誘導路の7月供用開始と10月22日北延伸部分の供用開始という「前倒し計画」を叩きつけてきた。東峰住民に130ホーンの爆音を叩きつけるという宣言だ。そこでは着陸機はすべてB誘導路(1本目の誘導路=市東さんの自宅や畑の東側)を使うことになっていた。それがなぜ、「3本目の誘導路」なのか。B誘導路が東峰部落の開拓道路(集会時に自動車の駐車場代わりによく使われる)や畑などにさえぎられて、曲がっている上に狭いのだ。それで、ジャンボを飛ばすぞと脅しながら、飛ばせないことが分かったのだ! 「つぎはぎの空港」と言われるこのNAA、国のデタラメさ、行き当たりばったりの空港計画に改めて怒りがこみ上げてくる。

 しかし、それがNAA、国のデタラメさを示すにしろ、この「3本目の誘導路」は、市東さんの居宅の西側わずか100メートル足らずの直近を通っていくのだ。そうすると、市東さんの居宅と天神峰の畑や離れ、作業場は、完全に空港敷地に囲い込まれてしまうことになるのだ。しかも、直近を誘導路を自走する航空機の爆音と臭いに悩まされることになる。

 昨年12月17日に開かれた「暫定滑走路認可取消訴訟控訴審」の法廷に立った市東孝雄さんは、航空機騒音の様々な被害を告発した上で、「誘導路を自走している時の騒音の方が不快感がある」と訴えておられる。この「3本目の滑走路」とジャンボジェットの使用は、こうした市東さんの日々の暮らしへの重大な破壊につながるということだ。つまり、「3本目の誘導路」計画のデタラメさの根拠は、何より市東さんを追い出したいということがあるのだ。こんなことが許せるか。F

 この計画なしに、4月22日の彼らの公表が行われたことが何よりもこのことを物語っている。しかも、図面で明らかなように、わざわざ「反対派の畑と建物」と表記せざるを得ないように誘導路の「ヘ」の字部分を残したままのこの「3本目の誘導路」の建設は、何一つ彼らが言う所の「解決」にならないことは明らかだ。市東さんの生活を脅かし叩き出したいということに計画の最大の狙いがあることはあまりにも明らかだ。こんなことをどうして許せようか! 市東さんの農地の強奪、このことが目的でなくて、こんな計画は存在しないのだ。こんなインチキな底の浅い土地取り上げの策動を許してなるものか!

 ここにも、7月新誘導路供用開始、10月22日北延伸部分の前倒し供用攻撃の反動的たくらみが見え隠れしている。国、NAAは市東さんの叩き出し、農地強奪に一切の照準を合わせ、東峰部落と天神峰部落の一掃、更地化、限りなく4000メートルに近い滑走路の建設へと走ろうと、「決戦」を挑んできたのだ!

 みなさん。こんなでたらめを許せるか! 断じて許せない! 農地法で農地強奪を図ること自体が、改憲攻撃そのものだ。天神峰現闘本部の取り上げのための結審攻撃、仲戸川裁判長、千葉地裁、千葉県、国家権力一体となったこの攻撃こそ、その悪辣きわまる農地強奪攻撃、改憲攻撃を行うためのものでしかない。断じて許されない。私たちの方の態勢は、まだまだ不十分だ! 事態の深刻さと緊急性、そして決戦性を一人でも多くの方が理解していただけることを、心から訴える!

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7・5三里塚現地集会での萩原進さんのまとめ

0975  写真は、7・5三里塚現地闘争でまとめの挨拶をする萩原進反対同盟事務局次長(後姿)

萩原進さん(三里塚反対同盟事務局次長)

 緊急闘争に近い形での集会で、予想をはるかに上回る結集、本当にありがとうございます。この場での「打ち合わせ」のまとめとして。

 大きくは、今日の戦争への道、それに対する三里塚の持つ軍事空港反対の闘いをますます押し進めていかなければならないだろう。朝鮮半島における一触即発の現在の状況の中で、ミサイルの一斉配備をするんだとか、北朝鮮船舶の追尾だとか、それらによる戦争挑発の色合いすらある。また一方では海賊対処法だとか、田母神が全国的に講演をやるとか、国鉄民営化などをやりながら、いろいろな法律が改悪され、労基法、教育基本法が改悪され、そして今日、0975_2 農地法が今国会で改悪され、そういう中で今までの大転換がはかられ、憲法改悪が企まれ、地方制度が改悪されて道州制が導入される、こういう大きな問題が我々の所にかかっている。

 しかし、戦争をやることの準備をするだけでも大変なんです。これだけやんなきゃしょうがない。しかも、こういう闘う部隊がいるわけです。いわゆる城内平和を作るためには、こんな三里塚勢力、三里塚闘争なんてのをなくさなければ戦争できないんですよ。この点から見ても三里塚闘争の重要性ってのがあるんじゃないか。我々が掲げている軍事空港粉砕の闘いはまさに正義であり、戦争反対の闘い、そしてこの旗がもっともっと高く掲げられて・・・。このことが非常に重要な位置を占めてるんだということが先ず第1点として訴えたい。

 第2点目には、やはり三里塚の情勢です。先ほど出ました3本目の誘導路の問題があります。先の堂本千葉県知事が、東峰や天神峰を見て「ここは人が住める状況じゃない」と言ったんだが、誰がこの状況を作ったんだ。市東さんは、生活の糧である土地を奪われようとしてるわけですよ。それを嫌だといったら、実力で取られるわけですよ。今度は、飛行場の中に囲い込まれて、生活そのもの、寝起きそのものまで24時間その中に叩き込まれるんですね。これは何かと言ったら、天神峰や東峰の住民はここにいたら駄目なんだということを物語ってるんですよ。それは大きくは、三里塚闘争そのものがここにあっては駄目なんだと、何としても消さなきゃならん、そういう願望の下に3本目の誘導路建設が図られているんだと、この重要性を考えていただきたい。0975_3

 そして、先ほどから言われているように、市東さんを先頭にする裁判闘争、農地強奪の裁判と現闘本部裁判、一坪裁判があります。まさに今の司法反動の頂点に立った攻撃としてあるわけですね。だったら、われわれは階級裁判として受けて立つ。そして断固それをね、たとえ連中の土俵であろうと何であろうと、我々の方に持ってきちゃう。それだったら正義性をゴリゴリうちだし、勝利性をうったえ、公判も訴え、あらゆる人士がそこに大同団結して闘い抜くぞと、そういう枠を作っていく。それが三里塚の裁判で作り上げつつあるわけですな。まさしくこれがある。

 そして、裁判所の中だけでは決着がつかないんですよ。これを三里塚の現地に引きづり込んで、そこでまた闘いをやる、そういう裁判なんです。こんな裁判、ほかにはありませんよ。ですから、ほんとうに重要な裁判なんだ。こういう裁判こそ絶対的にしなきゃあならん。そのためには、彼らは二度にわたる北延伸を強行して早く出来上がったんだと、だから早く飛ばすんだと。そして何としてもわれわれを戦力を弱体化させようとしている。北延伸を3か月早めて供用開始したんですよ。このことについて黒野公団総裁は我々に陳謝したわけですよ。今度は、6ヵ月も早め、あるいは誘導路については10か月も早めてやると宣言して、今初めてるわけですよ。これは、ここまでやらざるを得ないところまであるんですよ。本来ならば、こんな短い滑走路では駄目なんです。もっと長い、2500じゃない、限りなく4000メートルに近い滑走路を造りたい。であるならば東峰住民を叩き出すしかない。しかし、そこまでなかなか行かない。そこで、民間団体を使って「完全空港化」「4000メートル滑走路を作りたい」とそのためにもう一度気運を盛り上げて、そのためにはもう1本誘導路を何としてもつくらなくちゃあならんと出して来たのが昨日の誘導路の計画なんです。

 反対同盟の弾劾声明の中で、「木に竹をつぐような」やり方だと言ってるけれども、正しく木に鉄を溶接するようなやり方で、ツギハギだらけの、どっから見てもおかしな空港を今やろうとしているんだ。今いるところ見て下さい。まさしく滑走路に出刃包丁つきつけて、これでも飛ぶのか、これでもやるのかと反対集会ひらいてるんですよ。こんな無様な空港がありますか。こんな闘いの場所がありますか。この状況を我々は必死で必死で歯をくいしばって勝ち取ってきたんですよ。このことを分かってほしい。こういう闘いをやり抜いて闘えば勝てるんだということを言いたいんです。

 時間がありませんので簡潔に言います。軍事空港粉砕、そして三里塚の状況。今、目の前にある闘いは、みんなが一緒に力を合わせて闘えば勝てる、そういう大道の上に立ってるんですよ。だけど残念だけど、先ほど市東さんが触れられましたが、同盟声明のことについてね若干述べなければならない、その悔しさがあります。

 反対同盟にとっては、動労千葉と関実はね、別格だといってもいい位置だと捉えております。闘いの車の両輪としての動労千葉、そして闘いの東西の両輪として関実をとらえております。動労千葉は、首を覚悟で労働者がジェット燃料貨車輸送阻止に決起し労農連帯ができた。まさしく、一方では革マルという反革命と闘いながら、中曽根の行革攻撃の中で、厳しい労働運動の中を動労千葉が闘い抜いて、しかし三里塚がその闘いの奥座敷として大きく、労働運動も含め、動労千葉も含め抱え込んで、三里塚勢力がそこで大きくは守り抜いたんじゃないのか。そして労働者と農民と学生と市民が一体となって闘い抜いたそういう熱い熱い想いがある、そういうことを今でも思い起こすことがあるんですよ。そういうことを絶対に忘れる事は出来ない。そういう絆は絶対に切れないんですよ。0975_4

 同じようにね、関実とも反対同盟は40年にわたる歴史があります。永井さんや山本先生、こういう世話人といくつもの反対運動の闘いの歴史の中で、山越え、野を超えありました。脱落や(爆音で聞こえず)・・・。彼らは泊まり込んで、一緒に闘うんだと、頑張ってくれと。そして全国の心ある人たちに対して、三里塚闘争を一緒に闘おうと、そういう形で我々と一緒にやりました。そもそも関実というのは、三里塚二期決戦に勝利しようとそういう関西の実行委員会であったはずです。そういう形でできたはずです。ですから鉄塔決戦の時に二期決戦を闘う団体ということで同盟と一緒に作った組織であります。そういう結んだ絆だからこそね、関西の震災の時にも自分は3日目にリュックサックに野菜を詰めてね現場にかけつけました。そういう歴史もあります。そういう形で今の同盟と関実とは深い信頼関係にあるわけです。だから今回のような事態は、ほんとに他人ごとでは絶対にあり得ないし、深刻な事態として同盟は受け止めました。問題は、同盟の問題だと受け止めたわけです。そういう中で、この問題がもっともっと進んでいくと、そういう分裂が反対同盟のなか、三里塚の中に持ち込まれてくるという形で、こういうことは絶対的に許せないという形でわたし達は、今まではいろんな意味であらゆる戦線の中でも、そういう問題も見ました。しかし、われわれは、今日までは一言も言いませんでした。しかし、今度ばかりはそうはいかない。声明の中で4番目に、「これが守られなければ、共闘関係云々」というのがありますが、そのことの真意は、今まで通りの関実の中で、湾岸共闘4団体の団結を持って関西の闘い、三里塚の闘いをほんとにやろうじゃないか、このことを訴えたいからこそ、反対同盟はあそこで出したんです。その反対同盟の心意気と今までの歴史的な背景、こういうことを汲んでいただきたい。そして何よりも、こんなことをやってる時なのかと、先ほど言いましたけれど、戦争的な状況の中、あるいは先ほど言いました三里塚の現状のなか、市東さんが置かれた現状の中で、ほんとにこんなことやっていていいのかどうかということを訴えたい。本来ならこういう話しをしたくないんだけれども、あえてこの場で言わしていただいて、そして皆さんとともに三里塚勝利のために邁進したいとおもいます。以上です。

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7・5三里塚現地闘争に350名

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 昨日7月5日、三里塚・東峰にある暫定滑走路にわずか70メートルに迫り存在する開拓道路(このこと自体が、成田空港の安全性無視の国際法違反だ!)で、350名が結集して、「仲戸川裁判長弾劾・新誘導路供用阻止・市東さんの農地を守れ! 7・5三里塚現地闘争」が闘われました。冒頭写真は、まとめの挨拶をされる萩原進反対同盟事務局次長(後姿)と集会です。

 詳しい様子は、すでに同盟ブログhttp://www.sanrizuka-doumei.jp/blog/2009/07/post_665.html に掲載されておりますのでそちらをご覧ください。また、前日の新聞に暫定滑走路にジャンボ機を飛ばすために、何とあらたに3本目の「誘導路新設策動」が、市東さんの家屋と畑を空港の中に閉じ込めるように作ろうと発表されたことに対して出された闘争宣言が集会冒頭に鈴木謙太郎さんから紹介されましたが、同じブログhttp://www.sanrizuka-doumei.jp/blog/2009/07/post_662.html に掲載されておりますのでご覧ください。

北原鉱治反対同盟事務局長挨拶

 今日は、雨が降っていなけれど大変蒸し暑い。今日、ここで「うちあわせ」と 「集会」を行っていることは、今から43年前、閣議決定された日であります。ほんとは、4日が閣議決定された日で、今日は5日なのね。だけど1日遅らせても、日曜日だから集まりいいだろうということで今日にしました。0975_7

 先ず、この山野を見た時にみなさんはどう思いますか? なぜ私たちが43年間も闘ってきたかということは、まったく矛盾だらけの空港であります。今回、この4月5日、現地集会を開くということは、もう一度43年前に帰ってみようと。閣議決定した日です。

 ところが、昨日、ブル新の報道によると、東京新聞ですね、あれには大々的に出てるんですね。暫定滑走路の工事計画、どういうコースで暫定を作るか。だから最初から私たちが言ってるように「そんな計画はやめなさい」と。「必ず挫折する」と。このように訴えてきたわけだけれど、正にその通りになった。しかもね、今日のデモコースの中で市東孝雄さん、もう亡くなったけれどその父親である東市さんが住んでいた住居の近く に空港公団の変電所がある。それをとっぱらって誘導路を作ると、こう言ってるんですよ。こんなものを通すわけにはいきません。同盟ある限り阻止し続けるでしょう。

 どういうことになるかというと、市東さんは空港の中に入っちゃということなんですよ。こういう人殺しのようなことうを分かっていながら暫定を作る。これが許せるか。怒って当たり前!その怨念が、43年間、ここにあるんですよ。

 裁判においてもしかり。現闘本部の裁判は、一方的な判決を出そうとしております。みなさんも傍聴に来ていただいて、あの様子を見てわかるでしょう。どちらが正しいか.。反対同盟は何をやったのか。何もやってはいない。モノをくれと0975_8 か、何かを作れとか、カネを出せとか、そういう要求は43年間一回もない。だから正義なんだ。だから闘ってこれたんだ。ここには全国の人々が、三里塚闘争に想いをこめ、三里塚闘争こそはわが闘いだと。弁護団の先生も一致団結して、おそらく判決は来年の3月あたりに出るだろう、弁護団が一丸となって、反対同盟を先頭に、仲戸川裁判長に対して弾劾を集中しようということを言われております。これは断固やらなきゃダメだ。最終弁論は、11月、そして判決は3月ごろだろうとこう予定しています。こういうような、裁判というのは、一方的な判決しか出ない。

 しかも、人道上こうしたことを許していいのかどうか。いうことは一人ひとりが考えなければだめだ。反対同盟は、43年間にわたって諸君とともに闘ってきた。今の学生の闘いとして法政や福岡。この学生たちが決起している。今こそ 学生が、若い労働者が、手前たちの生きる未来のために、立ち上がって闘わなかったなら、自分たちの未来はない。従って、闘わなければ生きられないという時代に入ってきている。三里塚闘争は、全国の人たちが共有する、日本の将来を決定する闘いとしてあるわけです。特に、私は、若い学生、労働者に訴えたい。君たちのこれからの未来を、夢が描けるか? 描けない。それは君たちが立ち上がって、そして未来を描けるように。大学においてもそうだと思う。キャンパスを取り返すということ。君たちのものなんだよ、キャンパスは。それを奪わ0975_9 れて将来どうやるんだ。後からついてくる人たち、学生。君たちは若い。もっと未来を描けるような時代にしなければダメだ。そのために手前に何ができるか。

 今日はいつもの集会と違って、現地集会としては多くの人々が集まってくれた。これでいいんだよ! こうしなかったら、日本の平和などありはしない。そのために三里塚は、今日一日、皆さんと一緒に、われわれは、この空港について、最初っから、現在も「絶対反対」を掲げて闘っている。そういう意味で三里塚は健在です。君たちのものだ。共に闘おう!

市東孝雄さんの挨拶

 本日は忙しい中、結集されましてご苦労様です。現闘本部、一坪、私の裁判0975_5 と、傍聴闘争ほんとうにありがとうございます。

 さきほど謙太郎さんの方から報告がありましたが、私の家を空港の中に囲い込む形で新しい誘導路計画が出されました。私は絶対に許さないし、断固として闘う決意です。

 反対同盟は、43年間、原則を貫き闘ってきました。東の動労千葉、西の関実と同じ一つの闘いとしてやってきました。今回、残念なことが起こりました。今、分断を同盟に持ち込むことは絶対に許されません。私の会もあらゆる人たちとの絆で守られています。市民運動を否定するような行動が断じてあってはなりません。原点に戻り、今までのような闘いを望みます。

 反対同盟は一つです。そして皆様とともに、本当に勝利するまで闘わなければいけない時です。法律も正義も、今の権力にはありません。空港会社は前倒し供用攻撃をかけ、追い出しをかけてきています。権力、空港会社を絶対に許しません。さらに気持ちを引き締め、共に闘いましょう。

鈴木謙太郎さんの閉会の挨拶

 今、反対同盟、北原さん、市東さん、また萩原さん。力強い決意表明をいたし ました。

 反対同盟は、6月19日声明を出しました。関西実行委員会を支持し、泉州住民の会が関西実行委員会に戻ることを強く希望します。今、反対同盟は、空港0975_10 会社、千葉県、千葉地裁の様々な攻撃を受けています。このような一丸となって闘っていかなければならない時ですので、この時期、このような問題が出てきたことを反対同盟は強い憤りを感じています。

 ここにきている皆さん、また全国の三里塚を支援するみなさんと、この先、この三里塚闘争を力強く進めていこうではありませんか。

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今週の産直野菜(7月4日)

0974  前のブログを書き終わったとたんに、三里塚から産直野菜が届きました。

 今週は、玉ねぎ、なす、キャベツ、キュウリ、ピーマン、人参、それにサービス品でミニコーンが沢山。このサービスを待っていたのです・・・。これが今届くということは、萩原さんの畑で4月末に植えられたとうもろこしが順調に育っているということかな? 実は、今回の品物すべてが少しづつ先週までの分で残っている・・・。何しろ凄い量で、食べきれません。細身の私が、メタボ検診で「メタボ!」とまるで「犯罪者」扱いされただけに、そう野菜ばかり無茶食いすると、ヘルシーどころか太るしなぁ~・・・。

 先週のセロリがまだ食べきれずにあるのですが、来た時に1時間ほど水に根っこの部分を付けてやり新聞に包んで冷蔵庫に入れていたら、水曜でも少しシナッとはしていたのですが、また1時間ほど水につけてやったら、しゃきっとして、今日でも特有の香りをさせながら黄いばむこともなく、みずみずしい葉っぱの状態で、本当に美味しい。やっぱり三里塚の野菜はたいしたものだ。

 (追伸) さっそく「野菜だより」(野菜に同封されてくる通信)の指示通り、ミニコーンを剝いてさっとゆでて塩を振りかけ食べました。ちょっと大きいのもあり、確かに芯はありましたが大丈夫でした。美味しかったですよ。ただ、1本、剥いて出てきた金色にコゲ茶色が目に。思わず「えっ!」と見つめると、ミニコーンの太さより長い1センチ余りの虫がゴソゴソ。住んでいたのです。びっくりしてゴミ箱へ。やっぱり除虫剤は使っていないと確信した次第です。虫君は、たくさんの剝いたトウモロコシの皮(?)に囲まれ、ゴミ箱の中で数日はゆったり暮らしてくれるかな?と勝手な想像を働かせながら・・・。

 明日は、三里塚現地で、新誘導路供用開始阻止!暫定滑走路北延伸部分前倒し供用開始阻止!市東さんの農地を守る! 闘いがあり、現地に仲間の皆さんと向かいます。少し、雨が心配ですが・・・。昨日も土砂降りだったし・・・。梅雨だから仕方がないか・・・。

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7・3入管法改悪等反対集会に参加

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 土砂降りの雨の中、大阪・中の島公園女神像前で開かれた「7・3 入管法等改悪反対!パレード」に参加してきました。雨にもかかわらず、関生の皆さんはじめ、いろんなグループ、人が集まっておられるのがわかる。200人くらいかな?衆議院での6月19日の採決に抗議するとともに、あきらめず参議院での採決を阻止しようと声が続いた。

集会決議

「入管法・入管特例法・住基法改悪案」は重大な人権問題をはらむもので有るにもかかわらず、当事者、関係各機関、関係団体等の声をほとんど聞くこともなく、去る6月19日、衆議院で可決成立させた事に対し、私たちは満腔の怒りを持って抗議する。

 1980年の指紋押捺拒否の闘いに始まる様々な当事者の身を呈した闘いと広範な日本人との共闘により2000年には指紋押捺制度の全廃を勝ち取った。付帯決議には、常時携帯義務や、切り替え制度・過重な罰則規定についての見直し等が盛り込まれた。外登法の抜本改正が一歩づつながら前進してきたと思った矢先の今回の法改悪衆議院可決は、日本の外国籍住民の人権地平を30年前の状態に押し戻すものであり断じて許すことはできない。

 今回の改悪は、① 特別永住者、一般永住者、中長期滞在者、非正規滞在者と在留資格により徹底的な差別分断を持ち込み、 ② 修正案では特別永住者証明書常時携帯の罰則規定は削除したものの、同じように戦前から居住する歴史的経緯ある在日中国人、朝鮮・韓国人をはじめ多くの「一般永住者」はそれから除外されているのは合理性がない。中長期滞在者の在留カードの罰則規定つき切り替え制度、常時携帯制度も再考すべきである。 ③ 実務は自治体労働者に押しつけながら、在留状況を職場や学校から入管に通報させる等市民を外国籍住民管理に加担させ、 ④ 更に、これまで問われてきた再入国制度や退去強制制度を見直すことなく、特別永住者や一般永住者の1年以内の再入国許可を必要としないとしながら朝鮮籍者を除外する等卑劣極まりない内容が盛り込まれている。 ⑤ 在留資格の管理についてはその在留状況を「配偶者の身分を有するものとしての活動」や、職場、住所の変更を2週間以内に届けることを刑事罰によって義務づけ、時には在留資格さえ取り消す等、プラSave0007 イバシー侵害と生存権を侵害するなりふり構わぬ在留管理を行おうとしている。 ⑥ 非正規滞在者や、難民申請者には自治体行政サービスの適用除外とする等、人間としての最低限の権利さえ認めない言語道断な内容であり断じて許すことは出来ない。

 日本政府はこれまで少子高齢化社会を支える労働力として外国人労働者を受け入れ「多民族共生」を語りながら、もう一方ではアメリカの政策に追従して「外国人犯罪の増加」「テロ対策」などの危機感を煽り、徹底的な外国人管理を推し進めてきた。

 私たちは、在留資格によって徹底的に外国籍住民を差別・分断する入管による徹底的な一元管理をもくろむ「入管法・入管特例法・住基法改悪案」可決に強く抗議するとともに参議院での慎重な審議を要求する。

 私たちは引き続きこの法案廃案まで闘うことをここに決議します。

2009年7月3日

「入管法・入管特例法・住基法改定案」なんとしても廃案に!7・3集会参加者一同 (右上写真は、集会を報じる朝日新聞7・4記事)

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暫定滑走路北延伸供用開始前倒しを断じて許すな!

71916  国・空港会社NAAは、暫定滑走路北延伸部分の供用開始を、3月のA滑走路でのアメリカの貨物機の墜落、炎上事故(2名死亡)を口実に、半年早め、10月22日に強行すると発表した。そして、その準備と称して新誘導路の供用開始を9か月も前倒しした7月下旬に行い、ジャンボジェット・ボーイング747などの運用も航空会社の判断で可能と公表したのだ。そして暫定滑走路北側の待機スペースと南側のB誘導路の5月7日供用開始、5月12日と19日には「電波機能テスト」と称してジャンボ機の新誘導路テスト走行を強行するなどの攻撃をかけてきている。

 こうした一連の攻撃、何よりも10・22供用開始前倒しは、130ホーンを超える爆音などによって「住めない」「生きられない」ことを強制し東峰部落、天神峰部落を一掃することによる三里塚闘争の解体を狙ったものであることは余りにも明らかである。こんな非道がどうして許せようか。私たちは、迫る事態を決定的に重視しなければならない。

 反対同盟事務局次長の萩原進さんは、今年の旗開きで、「まず砦を作ったでしょう。そして塹壕を掘ったんです。この塹壕はあのベトナムの農民につながるんだと、掘って掘って、掘り抜いて代執行を闘い抜いた。・・・今、それなんです。ここにおいて砦を作って、城を作って、塹壕を掘って、市東さんの土地に手を着けるんだったら大変なことになるよという闘いを今やってるんですよ」と提起しておられます。そうした決戦に突入するという戦闘宣言の場として7・5三里塚現地闘争に駆け付けよう。

 先日テレビで、岡山空港など各地の地方空港が韓国・インチョン(仁川)空港と繋がったことによって黒字化してきたと報道されたそうだ。すでに4千メートル滑走路を3本持ち、あと1本も計画中のインチョン(仁川)空港は、極東アジアのハブ空港としての位置を確実に築きつつある。広大な敷地に巨大な流通基地を建設しようともしている。日本の大資本、企業もそれを無視できなくなりつつある。アジア・ゲートウェイ構想で、航空の自由化によって極東アジアの「制空権」を抑え、流通を支配しようとしてきた日本帝国主義は、たまらず羽田空港の4本目の滑走路の2010年供用開始にとどまらず、国内線用の短い滑走路を拡張し国際線で使えるようにするとともに、5本目の滑走路を模索し始めている。

 こうしたインチョン空港の存在と金融恐慌によって、成田空港の昨年末12月の輸出貨物量は何と前年の49%もの落ち込みを示したのだ。こうしたことと羽田空港拡張・国際空港化の動きに焦る成田市・千葉県の地元財界は、「2500メートル滑走路の再延長(南へ延伸=3500メートル化=東峰部落の一掃)」と「年間飛行回数の30万回化」を言ってきたが、6月3日開かれた成田空港対策協議会の年次総会で「横風用滑走路の建設」まで言い出したのだ。44年間、三里塚闘争によって阻止され続けてきた成田空港の「完成」を、あらためて目標としたのだ。

 現在の国・空港会社NAAによる暫定滑走路北延伸部分の供用開始前倒し攻撃は、確かに、こうした地元財界の強い圧力を追い風としたものではある。しかし、この攻撃の背景を、「空港会社と地元経済界の私利私欲」に限っていいのだろうか。

 沖縄の辺野古新基地建設、岩国への米軍空母艦載機部隊の移駐などを軸に、米軍再編が2014年完成を目指して、各地でギリギリと進められようとしている。新グアム協定強行採決に見られるように、日本帝国主義は、明らかにこのアメリカの世界戦略に寄り添い従属しつつある。しかし、同時に田母神などの輩の蠢動と海賊対処法の強行採決、自衛隊3軍のソマリア海域への派遣に見られるように、その中でも独自の道を帝国主義として必死で追い求めている。この米軍再編、日米安保体制の根本的再編を日米の協調とせめぎ合いの中で、日本列島をずたずたに引き裂きながら進めようとしているのだ。そして「北朝鮮の脅威」が声高に叫ばれているのだ。

 「北朝鮮の脅威」を前提に、「日米共同作戦計画5055」は、いく度もの改定を経ながら、昨年、策定を終えたと言われている。これは、米軍再編の中で、実際にどのように軍隊を動かしていくのかの機能部分なのだ。その中で、成田空港は50万から70万と言われる米軍とその武器、装備、食料をはじめとした関連物資などの米本土からの受け入れ空港として計画されているのだ。その時には、当然にも米軍専用の空港とされ、周辺のホテルをはじめすべての諸施設が動員され、公務員はもとより医者・看護婦の医療労働者、運輸労働者など日本の労働者階級が様々なかたちで戦争動員されることを前提としている。そのためには、「暫定滑走路」ではならず、3500メートルであり、また横風用滑走路なのだ。そして、周辺で反対運動が44年も闘い続けられていることなど到底許容できるはずもない。これが日米両政府、帝国主義者どもの成田空港に関わるプランでなくてなんであろう。

 米軍再編の2014年完成に規定され、追い詰められ、沖縄、岩国はもとより三里塚を先頭とした全国の反戦・反基地を闘う労働者、市民の闘いそのもの、いやその影にさえおびえるからこそ、「土地収用法」を失いながら「農地法」を使っての市東さんへの農地強奪という法理を無視した攻撃をはじめとした、この間の暫定滑走路北延伸部分の前倒し攻撃の強行でなくてなんであろう。

 わたし達は、三里塚が文字通り「反戦の砦」であることの意義と、44年にわたる反対同盟の実力闘争、徹底非妥協、話し合い拒否、農地死守の闘いの真髄を見極め、そこに勝利の展望があることを全力で受け止め、この仕掛けられた決戦に挑もうではないか。

 先ずは、7・5三里塚現地闘争をそうした諸戦として全力で決起しよう。そして、関西で、米軍再編と日米安保体制に抗し、関西空港の軍事使用、阪神港(大阪港)の軍事使用を許さない新たなうねりを生み出す第1歩として、9・27東西両軍事空港粉砕・関西三里塚集会とデモを成功させよう。その力を持って、10・11三里塚全国集会、10・22供用開始前倒し攻撃粉砕の闘いへと攻めのぼろう! (冒頭写真は、1971年9月16日農民放送塔 福島菊次郎さんの写真集「戦場からの報告」より)

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芦原・住宅追い出し阻止裁判 陳述 (6月30日)

 6月30日、神戸地裁尼崎支所で開かれた「芦原・住宅追い出し阻止裁判」第3回公判で、「被告」とされた住民Kさんの陳述が行われましたので、ご本人と芦原地区自治会連合にご了解をいただいて全文掲載いたします。

はじめに

 民事一部に係属する被告とされた住民全員を代表して、本裁判の審理を始めるにあたって、裁判所に是非とも言っておきたいことを時間の許す限り述べます。

原点に帰るべきである

 これから争う裁判を、単に「家賃の滞納があるから住宅明け渡しを求めた事件」としてはなりません。それは、森どころか木すらも見ない論議です。

 わたしたちが住む改良住宅家賃が、国の公営住宅法改悪に便乗して応能応益家賃に抜本的に変更されたのは、今から11年前の1998年です。2004年5月27日には、この同じ法廷でわたしたちの訴えが認められ、「値上げは違憲・違法」との判決がでました。裁判を始める時、当時の西宮市の住宅部長は、「行政には金も組織もある。裁判なんかして勝てると思ってるのか」と言い放ちましたが、裁判所というところは、法律を正しく、厳格に判断するところなのだなあ、ということをあらためて感じました。

 わたしたちは、単に家賃があがるのは困るというだけで値上げに反対してきたのではありません。応能応益家賃が、部落差別撤廃のために建設された改良住宅の目的を大きくねじ曲げるものだからです。改良住宅は、わたしたちが住んでいた家や土地を「差別をなくすため」という理由で提供して建てさせたものです。行政も、畳にオデコをこすりつけるように、「差別をなくすために改良住宅を建てさせてください」、「値上げはしません」と立ち退きのお願いに来ていました。「家賃は収入に応じて変わります」、「収入超過者には割増賃料がかかります。高額所得者には住宅を明け渡してもらうことになります」などという説明だったならば、一軒も改良住宅が建つことはなかったでしょう。

 この改良住宅の成り立ちは、部落差別がなくならない限り、決してあいまいにしてはならない主要な事実です。また応能応益制度の適用によって、芦原地区はじめ全国の被差別部落は、若い世帯はどんどん転居を余儀なくされ、高齢者、障がい者、低所得者などが極端に増えてしまい、毎月の掃除すら苦労するようになってしまいました。

 私の家族は、私、妻、長男の3人ですが、阪神大震災で被災し、家を失いました。同じ芦原地区の西福町で震災前に住んでいた住宅の家賃は3,200円でした。1995年の話しです。地震のその日に、芦原地区にある若竹生活文化会館に避難し、そこで8月のお盆まですごしました。

 西宮浜などの遠く離れた仮設住宅はありましたが、わたしたちが仮設住宅を地元での建設にこだわったのはなぜだかわかりますか? 差別が吹き荒れる一般社会に放り出されたら、出身を隠して、ひっそり息をひそめてしか生きていけないほど、今も厳しく部落差別が存在するからです。避難所のみんなで住宅要求者組合をつくり、地元の青木町の仮設住宅に入居しました。それから数年、仮設という名前どおりの苦しい環境の暮らしながらも、恒久的な低家賃公営住宅の地元への建設を住宅要求者組合の仲間と要求しつづけ、ようやく1999年3月ごろ、今、明け渡しを求められている神明2号館○○号室に入居することができました。

 わたしたちはこの裁判で、改良住宅建設の原点に帰った論議をもう一度、いちからはじめていきます。そうでないと正しくこの事件を理解できないからです。この主張・立証のために裁判所は十分時間をとっていただきたい、申請する証人は可能な限り認めてもらいたい、ということが第一に訴えたいことです。

 また、私たち民事1部の被告住民も、民事2部の被告住民も、まったく同一の意見を持っています。いまのように、二つにわかれたままだと、仕事を一週間に2回も休むのは実質上無理なので、芦原地区自治連合会の東口会長の事件に全部を併合してくださることを二つめにお願いします。

とりわけても住宅明け渡しは認められない

 たしかに、わたしの家族と被告・Tさん、被告Mさんは、他の被告のみなさんと若干入居の経緯は違います。阪神大震災で住宅を失ったことが入居の理由です。しかし、戦前からの住宅が西宮市によって放置されてきた結果、一般地区の7倍の死亡者、地区の75%、一般地区の1.4倍の家が全半壊したことは、阪神大震災こそ、現代の部落差別をはっきりとしめした事態でした。

 部落差別撤廃のために、元いた家を立ち退いて建設させたのか、部落差別の現実から地元に建設させたのか、くらいの違いしかありませんし、実際、条例では、同じ改良住宅に分類されています。

 とくにわたしがここで言いたいのは、私とTさんは、一度も「家賃を支払え」という裁判にかけられていません。これは西宮市では異質なことです。この裁判に入る前に、わたしたちは調停を申し立てましたが、その場で西宮市は、「家賃を支払う意志があるので一度は家賃を支払えという裁判にして猶予した」などと言っているということを聞き、なんて大ウソをつくのかと思いました。なぜ私とTさんは、他の多くの市民とは違って差別的に取り扱われ、いきなり「住宅を明け渡せ」と言われなければならないのでしょうか?

 また、一昨年、姉のA子が若くして娘さんを亡くし、脳梗塞で半身不随になり、介護のために上ヶ原の市営住宅に通っていましたが、なにかと不便なので昨年、わたしたちが住む神明2号館に住み替えることができました。ようやく手厚い介護ができるようになった矢先に、わたしたちに住宅を明け渡せとの裁判です。こんなことは、本当に困るし、認められません。改良住宅からの明け渡しは認められないばかりでなく、現実的に姉とわたしたち一家は生きていくことができません。裁判所は、わたしたちを路頭に放り出すような判断を、絶対にしてはならない、ということが訴えたいことの第三です。

おわりに

 今回の裁判は、わたしたちの命と暮らしに係る問題です。家賃の支払いの意志を示す者を、住宅から追い出し路頭に放り出すなどということは絶対に認められません。わたしたちは、この違法性をどんなに時間がかかっても、全面的にあきらかにしていきたいと思います。西宮市の訴えを棄却されることを強く訴えて、裁判冒頭の意見にかえます。

 

 多くの皆さんが、この裁判に注目され、支援の傍聴に駆け付けてくださるよう訴えます。

 次回公判は、住宅追い出し裁判第4回(その1) 9月17日(木)13:15~ 同(その2) 9月29日(火)13:15~ です。

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関実代表者会が開かれる

 昨日、7月1日、神戸市勤労会館において三里塚決戦勝利関西実行委員会の代表者会が、椅子に座れない人が出る40人近い参加で開かれました。

 冒頭、永井代表と事務局から、この間起こっていた関空闘争をめぐる事態についての経過説明が行われ、「6・5声明」、「6・18三里塚反対同盟声明」、そして「6・17泉州住民の会声明」についての質疑が行われました。そして、代表者会として、淡路、明石、東灘の各住民団体と関実世話人会によって出されていた「6・5声明」を全面的に承認するとともに、「6・18反対同盟声明」を支持することが確認されました。さらに、国賀祥司事務局次長を解任することが決定されました。

 会議では、三里塚における暫定滑走路の北延伸部分供用開始のこの秋10月22日前倒しを軸とした、7月末新誘導路供用開始攻撃、横風滑走路建設策動など、国、空港会社による攻撃の重大性を確認し、何よりも、7・5現地闘争への全力の取り組みを出発点に、10・11全国闘争に向けた態勢を作っていくことが確認されました。

 そのために、「6・5声明」で盛られた関実としての秋の取り組みとして、9月27日、大阪市立中央会館ホールで、反対同盟の全面的協力の下に、「東西両軍事空港粉砕!暫定滑走路北延伸阻止!」の「関西三里塚集会」を開催することを決定しました。20数年ぶりの大阪市内での三里塚闘争としてのデモを行うことも。参加者からも、「3・15米軍再編と闘う集い」を引き継いだ内容あるものにしていこうと提起が行われました。

 会議は、7月20日の大阪湾岸住民研修会への参加の訴え、さらに三里塚の裁判闘争支援、8月末と10月の三里塚への援農・現地調査の取り組みを確認しました。最後に、8・6ヒロシマの取り組みとして、2つの取り組みがあることがそれぞれから提起され、全体として取り組んでいくことが確認されました。そして、永井代表からのまとめの挨拶をもって終了しました。

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今週の産直野菜(6月27日)

09627  今週の産直野菜が三里塚から届きました。医者に行っていたので、少し遅れましたが・・・。

 ニンジン、じゃがいも、キャベツ、キュウリ、ズッキーニ、セロリ、なす、ピーマン の8品です。キュウリとじゃがいもはまだ先週のが残っているのですが・・・。頑張るべぇ~。

 一昨日、天神峰現闘本部裁判の昼休みで食事を反対同盟のみなさんと一緒にしながら、産直・野菜の話しに。その中で、キャベツの青虫が食べるひどさが話題に。進さんが、出荷できるように食べられた葉を剥いていく作業の大変さを言われる。すると、謙太郎さんが、2~3センチ大の虫(名前を覚えていません)が食いつくと、青虫と違ってキャベツの芯に向かって真っすぐ食い進んでいくので、大きな穴が中心まで出来て出荷できないと話しておられた。前々回に玉レタスの話しを書きましたが、このキャベツなどの虫との闘いも自然のなす業。大変やなぁ~と聞いていました。

 それにしても、この日の裁判での3時間を超える萩原進さんの証言はすごかった。テープで取りたかったです。シルクコンビナートをめぐる怒りも、これまで聞いていたものを一歩踏み込み思わずうなりました。

 進さんご自身の結婚の仲人をしてもらった石橋政次元副委員長が毎日のよう に萩原家を訪れていた家族付き合いや、同じ青年行動隊として兄弟のように付き合った武司さん(政次の長男)への想いを語られた。親の決断で強行された政府との交渉、脱落の中で、武司さんがうつ病に陥り、農業もできなくなり、生活自体が大変なことになって行った石橋家の苦労と、武司さんのつれあいの恵美子さんの苦労などに想いを至らせながら、「彼らも空港に賛成したんじゃない んだ」と、村の共同体、人間関係をずたずたに引き裂きながら進められた空港建設への怒りを切々と語られた。恵美子さんの証言とされる「陳述書」の中にあ09625_3 る「反対同盟が恐ろしい」などの表現も、空港会社と国の介入がもちろんあったにしろ、彼女のその苦しさがあったのではないかと思うとまで語られた。後から見ていて、時には涙ぐみながら語られていたのではないかと感じた。あらためて、国策としての成田空港への怒りがこみ上げてきた。このことを思い起こしながら、改めて帰ってきて「農地収奪を阻む」の次の一節をかみしめながら読みました。少し長いですが、引用します。

―― この時、「裏切り者許さず」という闘いの原則の深い意味を思い知った。あの石橋を弾劾に行くということは、自分自身の闘いへの態度を決めなければならないということだ。自分自身が態度を決めなければ、他人の弾劾などできない。裏切りの弾劾とは自分自身に対する確認であり、退路を自ら断つということだ。ここのところをあいまいにしたら、金や暴力、物量で圧倒的な国家権力を相手に真剣な闘いはできない。他人への批判は、そのまま自分に返ってくる。しかもこれは、一度確認すればそれで済むという問題ではない。闘いの局面、局面で自己点検し、自己変革しなかったら、他人への批判や弾劾はできない。(「農地収奪を阻む」83ページ)――

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天神峰現闘本部裁判 審理打ち切り徹底弾劾!

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 昨日、6月25日、千葉地裁・民事5部、601号法廷で開かれた天神峰現闘本部裁判において、仲戸川裁判長は、この日の萩原、元永証人によってその重要性がますます明らかにされた石橋恵美子証人への反対尋問と現闘本部その09625_2 ものの現場検証などの最重要審理を求める反対同盟、弁護団の要請を、「再喚問も、実地検証も行わない。証拠調べを打ち切る」と宣言した。そして、次々と立って抗議する弁護団に対し、「(最終)弁論をする気がないなら結審する」とのどう喝をかけて、この秋11月12日の最終弁論の期日を決定して、審理を打ち切るという暴挙を行った。すでに反対同盟ブログ http://www.sanrizuka-doumei.jp/blog/2009/06/post_661.html において第1報が掲載されています。ご覧ください。

 これは、現在進行している09625_3 空港会社NAAによる半年も前倒しして、10月22日とされる「暫定滑走路北延伸部分供用開始」攻撃、そして9か月も前倒ししてのこの7月末「新誘導路供用開始」攻撃と軌を一にした極めて暴虐な企みの下での、反動的な攻撃であり断じて許されない。二度にわたる裁判官忌避を受け、早期結審策動を粉砕されながら、様々な反対同盟、弁護団の防御権強奪、立証活動剥奪攻撃をかけてきた仲戸川裁判長は、前回、今回と北原事務局長、萩原事務局次長、そして元永元反対同盟法対部事務局員の堂々とした弁論の前にグラグラになりながら、国策裁判を進めるという「使命」に必死にしがみつき、何の論理性も法的正当性も示すこともできないまま、今回の暴挙に走ったのだ。断じて許されない。

 09625_4 この日、法廷後開かれた「記者会見と報告会」は、「弾劾決起集会」に切り替えられ、北原事務局長の冒頭のあいさつの後、葉山、一瀬、大口、浅野、遠藤の出席された各弁護士から、次々と弾劾と怒りの説明が行われた。そのあと、この日立証した元永さんと萩原さんから想いが述べられた。とりわけ萩原さんからは、「裁判官合議」という形をとって強行せざるを得なかった仲戸川の追い詰められた姿を明らかにするとともに「痛み分けぐらいの気持ち」「7・5の集会を爆発させよう」「そういう繰り返しっていうのが三里塚の闘いではないのか」と勝利感と確信をもって笑みをも浮かべながら語られたのです。

 集会の最後に、動労千葉、関西実行委員会、群馬の青柳さん、そして福日労から決意を込めた挨拶が行われて、「弾劾決起集会」を終えた。(写真は、最初は反対同盟と弁護団、80名の傍聴団による法廷後の弾劾決起集会。続いて、北原事務局長、萩原進事務局次長、元永証人)

 さあ、7月5日、新誘導路前倒し供用を阻止し、市東さんの農地を守る現地闘争に決起しよう!

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